ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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シリア前精鋭部隊司令官、フランスへ

 昨日のエントリーで紹介した前シリア共和国防衛隊第105旅団司令官のムナフ・トラスですが、フランス亡命が受け入れられることになりました。フランスにもう入っている可能性が高いですが、そこはまだ確認されていません。
 その他、おそらく将軍クラスの高位の軍高官が2名、トルコに入ったとの情報がありますが、現時点で氏名・役職等は公表されていません。
 昨日のエントリーで、ムナフ・トラスは昨年末に司令官を解任されたとの未確認情報をお伝えしましたが、この解任の時期がはっきりしません。数ヶ月前説などさまざまな説が飛び交っている状況です。
 ところで、第105旅団ですが、アサド体制の最重要部隊であるとのこと。要員は8000名で、司令官だったトラスを除けばほぼ全員がアラウィー派の将兵で構成され、ダマスカス防衛とくに大統領の警護を担当している部隊だそうです。ダマスカス防衛には他にも部隊がありますが、第105旅団はダマスカス近郊の作戦の主体で、他の部隊の兵站や作戦指揮統制も担当するとのこと。要するに、アサド政権の中枢部隊ですね。
 トラス家はやはり一族としてアサド家から離反した雰囲気になっています。トラス家は激戦地のホムス、というかホムス北部郊外のアル・ラスタンがもともとの地盤になりますが、そこは今回、自由シリア軍の一大拠点となって、政権軍と激しいバトルとなった町です。トラス家はもちろん今でも知己が多いわけですが、ラスタン攻撃の際に、ムナフは交渉路線を主張し、徹底弾圧路線のバシャールとマーヘルの怒りを買ったということらしいです。
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  1. 2012/07/07(土) 00:42:37|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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