ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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精鋭部隊が叛乱?

 これもフェイスブックで流れた未確認情報で、BBCも「確認できない情報」として紹介しています。
 本日、最精鋭部隊である共和国防衛隊の第105連隊(※訂正⇒旅団の間違いでした)がトルコに逃走したとの情報が流れています。指揮官はムナフ・トラスといい、父アサドの盟友として知られるムスタファ・トラス元国防相の息子です。
 ムナフもダマスカスでのデモ隊弾圧に関与していたことが知られてますが、本当に離脱したのであれば朗報です。ただし、反体制派情報では以前からこの手のガセが多かったのも事実なので、まだわかりません。
 ちなみに、トラスの息子のひとりは自由シリア軍のホムスの指揮官のひとりで、いまや英雄として知られています。もしかしたら、スンニ派のトラス一族がアサド政権を見限ったということになるかもしれません(そうなればいいのですが・・・)。

(追記)
 どうやらトルコに逃げたのは第105旅団ではなく、単にムナフ・トラスだけのようです。
 さらに反体制派サイトで新たな未確認情報が出ましたので紹介します。
 ムナフ・トラスはデモ対処の方針をめぐってバシャールと意見が対立し、昨年末に第105旅団司令官を解任されています。その後、半年の準備を経て、トルコに逃亡したようです。
 トラス一族はもともとホムス出身のスンニ派で、一族に今回のバシャールの方針に批判的な意見を持つ者が多いらしいです。政商として有名なフィラス・トラスも今回の件でバシャールと対立し、現在はビジネスを停止しているそうです。
 父親のムスタファ・トラス元国防相は現在パリ在住ですが、トラス一族を抑えるようにバシャールから接触を受け、表面上は息子たちを諫めるような言動をしつつ、裏では一族の国外脱出を画策しているとの見方もあるようです。
ちなみに、これがムナフ・トラス元共和国防衛隊第105旅団司令官。映画俳優みたいな風貌です。
Munaf-Tlasse_1_convert_20120706000719.png
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  1. 2012/07/05(木) 23:00:01|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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