ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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震災1周年inいわき市

 震災1周年を、故郷のいわき市で過ごしました。かつての悪友たちがみんな、復興に向けて立派に頑張っていました。
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 高校時代のバンド仲間だった同級生がボランティアで参加していた「勿来の希望 鎮魂祭」。いわきは原発問題ばかりが注目されますが、津波で亡くなった方々もおられます。(※以下、写真はすべて慣れない携帯で撮影したものなので、クオリティはご容赦ください)
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 壊滅した久之浜地区です。
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 海岸に花を手向ける人々。久之浜地区にて。
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 津波で壊滅した薄磯海岸にある豊間中学校の校庭に積み上げられた瓦礫。岩手や宮城の瓦礫でさえ引き取り手がない状況ですから、こちらは絶望的ですね。放射能なんか付いてないのですが・・・。
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 3月10日の実測(平白土地区)は毎時0・27マイクロシーベルトなり。もちろんゼロではないですが、騒ぐほどでもない数値ですね。
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 壊滅した薄磯海岸。子供の頃から泳ぎまくった浜です。
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 警戒区域の検問所。今回は取材ではなかったので、行けたのはここまで。テロ警戒なのか、写メを撮っていたら氏名・年齢など細かく尋問されました。
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 おなじみのJビレッジ。後ろは煙を吐く原発・・・ではなくて、広野の火力発電所。広野は役場が帰還して話題となりましたが、見たところまだまだ帰還者は少ないようでした。
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 地震発生時刻の黙祷。「勿来の希望 鎮魂祭」会場にて。

 夜は同級生たちと呑んだりもしましたが、いわきは今、不動産バブル状態にあるそうです。原発作業員や復旧工事業者が集まっているほか、警戒区域の人たちの転入需要が多く、どんなボロでも貸家、アパート、ホテルはすべて満室。古民家も軒並み買収されて、土建屋さんの事務所や寮があちこちに出来ています。それでも足らずに、原発作業員などは茨城から通っている人も多いとのこと。仮設住宅は余っているのですが、法的に被災者収容以外には使用できないのですね。
 不動産のほか、羽振りがいいのは土木業、建築業、運送業、飲食業あたりですね。夜の町では、昨年までは原発関係者が多かったのですが、どうやら東電の自粛命令が出ているらしく、今ではもっぱら除染に携わる重機・ダンプ関係の業種の方々が中心らしいです。ありがたいお仕事ですが、ワイルド系の方が多いので、ちょっと荒れてるとの話も聞きます。

 放射線に関しては、人々の考え方はそれぞれですが、いわきは線量が低いので、みなさん普通に暮らしています。農作物も普通に作られていますし、基準値を超えないで市場に出回ったものは、たいていの人は普通に食べています。ただし、県外ではなかなか買ってもらえないので、農業は将来的にもなかなか難しいように感じました。
 賠償をめぐっての問題はやっぱり出てきています。が、カネの問題は、被災者批判タブーもあって、なかなか表面には出ません。復興に向けて頑張っている人がほとんどのなか、ちょっと悲しい話です。
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  1. 2012/03/13(火) 13:25:02|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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