ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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北朝鮮、リビア、ウィキリークス、シリア

 本日発売の『週刊朝日』に、「金正恩体制占う敵味方3人の重鎮」という記事を寄稿させていただきました。3人といっても、オモテ舞台の張成沢・金敬姫夫妻&李英鎬総参謀長はどのメディアも大々的に報じていて面白くないので、こちらでは「影の実力者」ということで、禹東測・国家安全保衛部第1副部長、呉克烈・国防委員会副委員長、金格植・前第4軍団長(元総参謀長)の3人を採り上げました。
 立ち位置としては、禹東測は金正恩の後ろ盾のひとりで、張成沢系。呉克烈は反正恩ということではないですが、長男・正男に近く、軍部内の張成沢・李英鎬系とも距離を置いています。金格植はおそらく軍部内の李英鎬系とは確執があります。この先、権力闘争のような局面になってきた場合、この3人はその言動によっては、趨勢に影響力を持つ可能性があります。同記事ではその背景を少し掘り下げています。
『週刊朝日』ではその他にも、今年の人物ワイド特集中、「私生活まで丸裸 アサンジの不覚」と「カダフィの7人息子その後」の2本を担当させていただきました。
 ウィキリークスのジュリアン・アサンジさん。その唯我独尊の性格が災いし、正義のヒーローからヒールに急速落下。アサンジ氏にも落ち度はありますが、あちらのリベラル系メディアも「持ち上げて、落とす」節操のなさはちょっと怖いくらいです。情報公開を掲げていたら、自身が丸裸にされるという皮肉な展開になっていますね。
 ちなみに、紙数の関係で同記事では触れませんでしたが、スウェーデンで訴えられていたレイプ容疑のその後の展開はどうなっているか?というと、滞在中(逮捕・保釈中)の英司法当局は11月にスウェーデンへの移送を認める決定を下しましたが、アサンジ氏は英最高裁へ上告。12月5日、上告が認められて、首の皮一枚でなんとか踏みとどまっています。
 ただし、年明けに再び審議が開始され、またまた移送が認められる公算も大。その場合、スウェーデンからさらにアメリカに移送されて重罪に問われる可能性が浮上します。
 リビアのカダフィの7人の息子は、結局、4人が生き残りました。注目はカダフィの後継者だった次男セイフイスラム。11月にようやく捕まりましたが、いまだ地方司令官の手の内に。命乞いしつつ新年を迎えることになります。

 他方、シリアでは、アラブ連盟の監視団が到着してなお、予想どおり虐殺進行中。早く国連安保理でやらないとダメですね。
 ちなみに、昨日久々に拙ブログのアクセス解析をみてみたら、じつは今月8日まではシリア国内から連日複数件のユニーク・アクセスがあったのですが、それがプツリと途絶えていました。日本語ブログですから、おそらく大使館員の方か在住日本人の方が覗いてくださっていたものと思いますが、シリア当局のアクセス拒否措置がとられた可能性があります(地域によっては一時的にネット接続がしづらくなっているということもあるようですが、それにしてはちょっと期間が長いですね)。
 東洋の端っこの、こんな木っ端ブログなんて、まったく気にする必要はないと思うのですが・・・。まあ、そうだとすればむしろ光栄なことです(皮肉)。

(追記)
 シリア国内から拙ブログにアクセスできることが確認できました。とんだ自意識過剰で失礼しました。
 ですが、なぜか接続地域のアクセス解析でシリアがヒットしません。理由はよくわかりません。
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  1. 2011/12/27(火) 11:32:57|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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