ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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TVのシリア報道について

 本日、フジテレビが日本のテレビ局としては初めて、ダマスカスからのレポートを報道していました。正規のルートによる取材で、VTRでもわざわざ「すべて当局の監視下の取材」だと言及していました。
 自由な取材をしようと思えば、当局の目を盗んで潜入するというたいへんな危険を冒さなければならないことを考えると、これはこれでたいへん有意義な取材だと思います。とにかくシリアについて採り上げるだけでも価値のあることです。
 タイミングから考えると、官製翼賛選挙に合わせての取材受け入れだったのかもしれませんが、選挙については、私の見た夕方ニュースでは触れていませんでしたね。ちょっとそのあたりの事情はわかりません。
 ただ、BBCあたりはもうシリア情勢はほとんどトップに近い扱いになってきているので、もう少し他局でも採り上げていただけるとベターなのですが。ときおりシリア情勢についてマスメディアの人と話す機会もあるのですが、やはりリビア内戦の派手な印象が強く、シリアはなんとなく大きなニュースに扱われないでいるようです。
 とくに残念なのは、あれだけ真実を伝える影像が、人々の血の滲むような努力によってネットに公開されているのに、それがほとんど生かされていないことです。独自取材も重要ですが、ネット影像で9ヶ月間、彼らの戦いをウォッチち続けてきたひとりとして、少々もどかしさを感じます(TBS様とフジテレビ様にはBSとCSで一度ずつ採用していただいたのですが、私の力不足もあって地上波では採り上げていただけませんでした)。
 たとえば、反体制派を取材したうえで、彼らが提供する影像を使ってこの9ヶ月を検証すれば、凄まじく衝撃的なドキュメンタリーになると思います。どこかの局で希望があれば、いくらでも協力は惜しまないつもりなのですが・・・。

 ストラトフォーも本日、シリア問題に関する一般公開レポートを配信しました。
▽The Syria Crisis: Assessing Foreign Intervention
 外国による介入の方途について検討しています。なかなか難しい・・・というのが、最初からわかっている結論ではありますが。
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  1. 2011/12/15(木) 22:25:58|
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黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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