ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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タリバンの狂犬が戦死

 5月12日、タリバンの最強硬派野戦司令官ダドゥッラー・アーフンドが戦死しました。『ワールド・インテリジェンス』サイトに関連記事(※注・不快な画像アリ)→http://www.geocities.jp/wldintel/report/taliban.html
 ダドゥッラーは、10人で構成されるタリバン指導部の一員で、逃亡中の最高指導者ムハマド・オマルの側近。死体の映像もさっそくCNNに流れていましたが、左足がないところまで鮮明なものでした。
 アフガン内務省では、ダドゥッラーはアフガン治安部隊との戦闘で死亡したということを発表していますが、CNNではアメリカの情報機関(情報部隊?)がその所在を情報工作で捕捉しての殺害だったと伝えています。それが本当なら、その作戦の内容は如何に?

 さて、話は変わります。
 ちょっと前に某不良高校の先生と話す機会があったのですが、不良グループにもいろいろタイプがあるようです。いちばん多いパターンは、ごく少数の不良のリーダーがいて、彼らが全体を悪の道に引っ張っているタイプ。この場合、ボスたちが退学したりすると、自然と(組織的窃盗・カツアゲなどの)大型犯罪はなくなるとのことです。
 次に、学校そのものが不良ばかりのところで、そういうところでは、ボスが退学したり鑑別所送りになっても、また別のボスが出てくるだけということです。これはどうしようもない。
 それと、大規模なイジメや校内暴力というのは、いくらボス格を取り締まっても、ある期間はどうにもしようがないという話も聞きました。疫病の流行のようなもので、それがなぜか時間が経つと自然に沈静化するケースが多いそうです。
 これをテロに当てはめると、イラクなどはザルカウィが殺されても自爆テロが一向に収まりませんから、少なくとも最初のパターンではないですね。
 アルジェリアやペルーなどは、最後のパターンに近いかもしれません。アフガンやパキスタン、フィリピン南部、インド北東部、バルカン半島、アフリカの角、ブラック・アフリカなどは、どうしようもない不良校みたいなものかもしれません。
 殺されたダドゥッラーは、タリバンの狂犬のようなリーダーでしたが、彼が死んでもタリバンの勢力はしばらくは衰えることはないでしょう。
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  1. 2007/05/14(月) 17:19:31|
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黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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