ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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シリアで各国大使館が襲撃される

 アラブ連盟による資格停止で、シリア情勢はさっそく潮目が変わりつつあります。
 本日、アサド政権は政権支持の官製デモを、強制的に住民を動員し、主要都市で開催しましたが、ダラアやデルゾールなどでは、「アサド大統領とともに!」が、いつの間にか「アサドを殺せ!」に変わったりしたようです。
 また、暴徒がダマスカスのサウジアラビア大使館、カタール大使館、ラタキアのフランス領事館とトルコ領事館を襲撃。サウジ大使館では内部に侵入し、暴れまくったとのこと。こんな暴挙を政府支持者がムハバラートの許可なく出来るわけもないので、アサド政権の裏指令があったことは疑いありません。
 また、隣国レバノンのカタール大使館も、アサド派グループに襲撃されています。
 アサド大統領はおそらく「政府は関知していない」とシラを切れば、それで通ると考えているのではないかと思いますが、あまりに甘いですね。これでアラブ連盟が震え上がる、とでもカン違いしているのでしょう。
 もう末期的症状が見え始めたといったところでしょうか。やはりアメリカやフランスの非難よりも、同じアラブ社会での孤立が相当怖いものと見えますが、過剰反応で自らどんどん墓穴を掘っています。
 すでにアラブ社会全体で「アサド大統領=悪者」という評判は定着していましたが、これであのサダム・フセインを超えてしまいましたね。さすがにロシアも、もう支えきれないのではないでしょうか。
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  1. 2011/11/13(日) 22:02:23|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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