ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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北朝鮮は核で妥協はしない!

ウラン濃縮は平和的活動~北朝鮮・金次官 (8月2日 日テレ・ニュース24)

過去の拙ブログでも指摘してきましたが、予想通りの展開です。北朝鮮がわざわざウラン濃縮施設の近所に軽水炉の建設をはじめ、せーので公開したのは、このためです。北朝鮮は最初から「原発のため」と言い逃れることを前提に、ウラン濃縮計画を進めています。
「軽水炉用の燃料づくりだ」と言われてしまえば、それを否定する証拠はありません。国際ルールでもそれを止めることはできません。どうしても止めるなら、クリントンのときのように、アメリカ政府がなりふり構わず「軍事オプション」をチラつかせるしか道はありません。軍事的な脅しのない交渉の席で、北が妥協するはずはありません。
 今後も、対米交渉の過程で加速度の緩急は仕掛けてくるかと思いますが、北朝鮮はいかなることがあっても長距離核ミサイル完成まで開発をやめることはないでしょう。ウラン濃縮は核爆弾量産と、なにより核爆弾小型化の切り札です。よく言われる「交渉カード」などというものではないです。甘く見ないほうがいいと思います。

 ところで、竹島。
韓国、自民3議員の入国拒否 竹島問題、強い警戒感(日経)
 実効支配というのは2国間関係においては決定的です。それをどうにかしようとするなら、戦争の覚悟が要ります。北方領土も同様です。政治家といっても個人の行動は自由だと思うので、べつに文句は言いませんが。
 それよりも、実効支配中の尖閣。それをしっかり保持していくことが肝要です。
 ということで
人民解放軍副総参謀長「日本は危険な方向に」‎(読売)
 南西諸島への陸上自衛隊配備計画や、海上自衛隊による東シナ海での警戒・監視活動の強化方針に対して、中国軍がさっそく文句を言ってきましたが、そういうのは無視しましょう。向こうも「いちおう言ってみた」だけです。

 中国といえば、本日発売の『週刊朝日』に、短い記事ですが「中国空母を恐れることはない」という記事を寄稿しました。「空母」なんていうといかにも恐ろしげですが、ま、そんなたいした代物じゃないと思います。
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  1. 2011/08/02(火) 05:21:26|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<中国空母「ワリャーグ」 | ホーム | シリア軍は割れるか?>>

コメント

黒井先生はTBSのニュースで解説されていますが、ブログ中でこの案内は無かったですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=AKCLdNxWxpA&feature=player_embedded
  1. URL |
  2. 2011/08/11(木) 00:17:09 |
  3. 道楽Q #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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