ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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まだベイルートなう

 まだベイルートなう、です。
 ところで、そういえば、一昨日発売の『軍事研究』8月号に「中東政変!独裁と情報の相克 ~内戦のリビアと虐殺のシリア」という記事を寄稿しました。いやあ、ベイルートは平和ですが。
 まあ「アラブの春」の今後は私も大いに興味あるところ。チュニジアやエジプトの件では、別件の仕事にかかっていたため、まったくカバーできなかったのですが、騒乱はまだまだ始まったばかり。当面、リビア、シリア、イエメンあたりはこれからもフォローしていきたいと思っています。
 
 さて、今回、旅ブロふうに写真など。
画像 1502
 ハムラ通りのカリボーカフェなう。今風のカフェで、客の8割くらいはノートパソコンでカシャカシャやってます。アイスカフェラテが320円なり。これで2時間WIFI使用可。ベイルートにはこんな感じのカフェがいたるところにあります。店によって時間無制限のところとか、WIFI使用料別料金で5時間8ドルなんてところもあります。先日入ったダウンタウン(超高級エリア)のカフェなんか、WIFI使用30分制限だったので、あっという間に終了でした。
 反対に、ダウンタウンの外れで通りかかった庶民派ジュース屋(アラブ諸国はどこでもこういう店があります)では、軒先に「インターネット・カフェ」という張り紙があったので不思議に思って聞いてみたら、店の前の道路におかれたプラスチックテーブルで、WIFIフリーでした。ちょっと調べ物があったので、ニンジン・ジュース1杯で3時間くらい使いました。
 レストランでも、そこそこ新しいところは、だいたいWIFI時間無制限フリーのところが多いです。ただし、見るからに古めかしいところはWIFIないところも多し。たとえば昨日の拙ブログを書いたシティカフェにはWIFIがなかったので、ホテルに戻ってから送信しました。
 とにかくこのWIFIの普及によって、海外取材は飛躍的に便利になりましたね。いやあ、パソコン持ってきて良かったです。
 ホテルもWIFI対応のところだと、ネット繋ぎ放題なので、情報収集でもメールでもムチャ楽です。昔はホテルのCNNチャンネルか現地の英字紙くらいしか情報収集手段がなく、カイロの某ホテルのビジネスセンターに設置してあったAPのチッカー(ニュースがタイプ打ちで打ち出されてくるやつ)を見るためにわざわざアンマンからカイロに飛んだこともあったほどですが、技術の進歩はすばらしい!
 なお、私の携帯はいちおうGSM対応なのですが、ローミングがバカ高いので、レバノン国内連絡用にこっちで携帯を買いました。ダウンタウンの電話屋で「いちばん安いのくれ」と言ったところ、ノキアのおもちゃみたいな機種が2400円で、1ヶ月有効のSIMが1600円なり。チャージは3分80円くらいです。通話料は決して安くはないのですが、結構みなさん持っていて、平気で長電話してますね。

 ところで、今回は旅ブロなので、定番の料理写真も。
 画像 1462
 ハムラ通り×ジャンヌダルク通りから南(ベイルート・アメリカン大学の反対のほう)に1本入ったあたりにあるイスタンブールという中級店での、本日の昼食なり。写真手前は羊レバーの串焼き。飲み物はアイランで、ヘルシーセット。1500円くらいですね。これはメチャ旨でした。
 で、本日のお買い物はこれ。
画像 1472
 羊乳チーズとヒマワリの種。ヒマワリといっても、ハムスターの餌ではなく人間用のいわば「おつまみ」です。アラブ世界では定番なんですが、じつは西欧かぶれのハムラ界隈ではあまり売ってません。
 これでホテルの屋上でレバノンビールで一杯やって寝ます。レバノンビールはいくつか試しましたが、定番のアルマザがいちばん私は好みですね。他にアルコールの強いビールが何種類かあるのですが、ちょっと私の好みとは違いました。西欧モノでは、ハイネケンがメジャーです。

 とにかくベイルートは、お金があればものすごく居心地の良い町です。物価が高いので、バックパッカーの長期滞在にはちょっと向かないですが。
 外国人が多いので、東洋人でも比較的ほっといてくれます。たまに暇そうな親父に「ニーハオ」なんてからかわれますが。もっとも、聞いたところでは、最近は東洋人は韓国人ビジネスマンが多いらしいです。ただ、街を歩いたかぎりでは、ハムラ界隈では東洋人はフィリピン人女性の出稼ぎ者をよく見かけますが、男性は少ないですね。
 昨日も書いたように、いわゆるボッタクリもほとんどないし、スリ・泥棒の類も少なく、人々は親切です。今思えば、カイロはしんどかったなあ。ちょっとインド的で(アジアのバックパッカー経験者にはなんとなくニュアンスはわかっていただけると思いますが)。
  
 
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  1. 2011/07/13(水) 03:33:46|
  2. 未分類
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  4. | コメント:4
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コメント

日本は猛暑の只中ですが、ベイルートはいかがでしょうか?

エントリーを拝見していると、それほどの緊張感は感じられませんが、なにがあるかわからない中東のこと、お気をつけください。

ベイルートといえば、内戦中にも営業していた日本人女将のやっていた日本料理店のことを新聞記事で読みました(JALの人間からも聞いたことがあります)。

日本赤軍以来、親日的といわれたアラブでも最近はそうでもないのでしょう。

取材旅行の成果を期待しております。

  1. URL |
  2. 2011/07/13(水) 22:07:27 |
  3. sin #-
  4. [ 編集]

 べイルートでは、欧米主要都市(モスクワ含む)と同様に、いまや「寿司バー」もたくさんあり、ナウい若者に人気です。カウンターをネタが廻っている店もあります。ほとんど日本人がやってるわけではないので、味のほうは「ナンチャッテ」かもしれませんが、私自身は入ってないのでわかりません。
 日本赤軍・・・パレスチナ人居住区に行って、PFLPーGCの60代以上の方に聞かないと、誰も知らないと思います。日本といえば、ある年配者に「ヒロヒトはまだ生きてるのか?」と聞かれました。そっちのほう有名みたいです。その人には、他にも「ジャキー・チェンは日本人か?」とも聞かれました。まあ、そんなものみたいです。
  1. URL |
  2. 2011/07/15(金) 12:01:48 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

ベイルートでの物価

ベイルートでの物価が非常に高いようですが、これは特別な地区の外国人向けの値段でしょうかね。平均的レバノン人の所得からすると著しく不均衡があるのではないでしょうか?ピンク色の球形の野菜はラディッシュでしょうか?オリーブは熟した黒色の物が美味。中東は暑いので肉抜きで野菜が甘いので野菜サラダをメインにしても良いのでは?もし黒オリーブが手に入るならば私のサラダレシピを参考にして御自分で作ってみて下さい。

1.胡瓜、トマト、ラディッシュか赤カブ、シャンピニオン、黒オリーブを適当な大きさに切る。2.オリーブオイルと米酢を大匙一杯、醤油を大匙半分強を塩胡椒と共に刻んだ野菜にかけて良く掻き混ぜる。3.黒パンを切りテヒナかフムスかマーガリンを塗りハムを挟んでサラダやフルーツジュースと共に食べる。ジュースは目に良いビタミンAがたっぷり入っているさくらんぼジュースがグッド。以上。

あと、ラジオでの解説は非常に良かったです。黒井さんはテレビやラジオなどもっとマスメディアに露出すべきでは。ま、高野孟の言説にはムカつくものがありますが本格的な安全保障専門家の黒井さんを前に借りてきたみたい猫でした。しかし、日本の左翼のというのはイスラエルなどを批判するのは大変結構なのですが、何故北朝鮮の人権弾圧には黙っているのでしょうね(笑)。私も元々はイスラエル批判派なのですが、親パレスチナ姿勢を取る日本極左が未だに北朝鮮とズブズブの関係だと理解してからは敢えてイスラエル擁護に近いポーズを取っていますが、日本人でありまがらイスラエルやパレスチナと一体化する馬鹿が煩いのには困ります。
  1. URL |
  2. 2011/07/15(金) 18:21:26 |
  3. 道楽Q #-
  4. [ 編集]

 レバノンは国全体で物価は高いです。西ベイルートのレバノン人は、ほとんど西欧並みの生活をしていますが、西欧並みの生活をしようと思えば、レバノン人でも西欧並みの生活コストがかかると思います。
 ただ、そういう生活が可能なのは政府職員、観光業者、銀行員、IT会社スタッフ、その他の大手企業系社員などの中産階級以上で、シーア派地区とか地方の農業労働者などにとっては、高嶺の花だと思います。
 地域格差もありますし、国民も「中産階級以上」VS「その他」に2分されている感じです。そんなところが、選挙でヒズボラが票を集める要因になっている面もあります。
 ただし、「中産階級」と書きましたが、途上国によくあるように、ほんの一部の少数特権階級だけが金持ちという感じでもないです。テント暮らしのパレスチナ人などはまだまだいますが、パン、野菜、果物などは安いので、食うにも困る極貧層というのはそれほど多くないと聞いています。
  1. URL |
  2. 2011/07/16(土) 00:28:22 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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