ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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ぺルーのフジモリ一家

ペルー大統領選、フジモリ氏長女が決選投票進出めぐり接戦(ロイター)
だそうです。
 
 ケイコ氏個人というより、フジモリ・ブランドの人気回帰でしょうね。フジモリ元大統領は、在職中の軍特殊部隊による民間人殺害事件に関与したとして禁固25年の判決を受けた人物で、大統領在職中に責務を放り出して日本に亡命したり、日本で政治家を目指したりの往生際の悪さで、一時は国民人気も下火になっていたのですが、ペルー国民の中にそれでもフジモリ人気が復活してきたということです。
 ペルーはかなり民主主義が進行した国で、国民世論の大きな振れが、そのままダイレクトに最高権力ポストに反映されます。現職大統領の不人気からダークホースが躍進し、期待の新大統領が誕生しますが、その権力者もまもなく馬脚を現して失速します。まるで日本の総理大臣ポストみたいですが、ペルーの場合は、高い知名度を武器に、いったん国民に見捨てられた政治家が奇跡の復活を成し遂げたりしています。
 たとえば、フジモリ氏が大統領に当選した90年、ペルー国民のほとんどはアラン・ガルシア前大統領をボロクソに罵倒していたものですが、2006年になんと再び大統領職に返り咲いています。「とにかく今の大統領とその後継者だけはもうごめんだ!」⇒「昔、彼はひどい大統領だったが、今の大統領よりはマシだった」となるのでしょう。
 ケイコ・フジモリさんは、いまやすっかり貫禄の大統領候補ぶりですが、子供の頃に会ったことがあります。
peru14.gif
 90年の初の大統領選時に取材したフジモリ家の食卓です。右2人目が当時のケイコ・フジモリさんですね。
 大統領選の当日、宿泊していたリマのクリヨンホテルの同じフロアにたまたまフジモリ選対本部があって、廊下で迷子になって泣いていた次男のケンジ君(右から3番目)を見つけ、抱っこして選対本部に連れていき、お姉ちゃんのケイコちゃんに渡した記憶があります。ケンジ少年もいまや30歳になり、姉の政党から今回の総選挙で国会議員を目指しているそうです。あのチビッコがねえ・・・と思うと、オレも歳とったなーとつくづく思い知らさます。
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  1. 2011/04/11(月) 13:49:44|
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黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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