ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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『何かのために~sengoku38の告白』

 以前、当ブログでも紹介しましたが、元海上保安官・一色正春氏の著書『何かのために~sengoku38の告白』を朝日新聞社の方にいただきました。(⇒アマゾン)
 私が紹介するまでもなく、現時点でアマゾン・ランキング55位。カスタマーレビューが35件、うち31件が星5つというベストセラー&大絶賛ぶりです。
 ご本人はいろいろ批判されるかもしれないことを覚悟しての手記出版だったと思いますし、たいへん勇気の必要なことだったろうと思います。それにしても、この反響はすごいですね。
 私自身は、誰でも自由に発言すべしと思っていますが、その一方で、治安機関内部の人間が、国家が「出さない」と決めたものを内部から流出させる行為はアウトとされるのが本来の筋だと考えています。流出させても構わないものは流出させて構わないと思いますが、その「行為」はバレた時点でアウトにされてもしかたがないということです。
 その点は、本書をみると著者がいちばんよく理解されているように思います。同書の記述は抑制された坦々としたものであり、断罪(法的なことは別として)も覚悟の流出であったことがわかります。
 ところが、ちょっと興味深いのは、そんな著者の抑制を吹き飛ばすほどの大絶賛が2つの方向から湧き上がっていることです。ひとつは、反中国・反民主党政権の愛国者系からのもので、アマゾンのレビューをぱっと見ても、そういう方向からのシンパシーが非常に強いことがわかります。著名人でいえば、石原慎太郎氏、田母神俊雄氏、櫻井よしこ氏、佐々淳行氏などが一色氏を絶賛しています。佐々氏などはもともと警備公安警察の方ですから、組織内の秩序を優先する立場の方かと思っていたのですが、今回の尖閣ビデオに関しては早い段階からsengoku38支持を打ち出していたのが興味深いです。
 ここでちょっと面白い現象だと思うのですが、こうして一色氏は愛国者系言論界の支持を集めると同時に、情報公開支持の立場から、『週刊朝日』や上杉隆氏などのようなどちらかといえばリベラル系のほうからも支持されています。本来なら反中国・反民主党であれば『週刊文春』や『週刊新潮』などの出番だと思うのですが、両誌とも以前にsengoku38バッシングをやったこともあって、一色氏支持にはまわっていません。それで、『週刊朝日』誌上で櫻井よしこ氏が一色氏と対談するなどという面白い構図になっています。
 一色氏はもともと一海上保安官であり、保守系言論人ではなかったわけですが、この勢いだと、田母神俊雄氏に匹敵するスターになるかもしれません。本書をみるかぎり、ご本人にはそんな意思は感じられないのですが。
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  1. 2011/03/02(水) 15:14:49|
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選挙の公正さを国民自身の手で守る

選挙の公正さを国民自身の手で守る。

総務省が管轄する選管職員による不正投票事件は全国で続々と明らかになっています。これは憲法に銘記された国民主権の正当な行使を不正な手段で妨害する公務員の憲法犯罪です。非常な重罪ですが、選管は投票箱から開票場の密室過程をいいことにほしいままに開票結果を操作することができるのです。

この不正役人の卑劣な妨害行為から自分の一票という国民主権行使を合法的に守るためには、次の準備が必要となります。

1.投票用紙への記入は備え付けの鉛筆でではなく、必ず持ち込みの黒ボールペンで強い筆圧でできるだけ大きい文字で記入する。

2.白紙投票は絶対にしてはならない。必ず黒ボールペンで強く「なし」または「棄権」と大書して投票する。

これだけで開票までに票に不正な操作を加えることがなんびとにも不可能となります。

また、投票場現場で選管職員や役所の職員が有権者の黒ボールペンの使用を禁止制止することは、憲法の国民主権の正当な行使権規定に反する公務員職権濫用行為となりますから、制止してくる役人があれば誰何して不正役人として記録し、その記録を証拠として公務員職権濫用投票妨害罪で警察に告発することができます。

参考:
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/02/post_1991.html#22313
>>上記ブログの名古屋市選管関係エントリー
>>http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-894.html
etc
  1. URL |
  2. 2011/03/03(木) 06:42:37 |
  3. 通りがけ #-
  4. [ 編集]

地位協定が日本にもたらしたもの

人智では処理不能の事故がすでに起きている (通りがけ)
2011-03-03 06:08:49
原発や核関連施設で事故が起こった国内の実例

>>東海村JCO臨界事故
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85#.E4.BA.8B.E6.95.85.E3.81.AE.E5.BD.B1.E9.9F.BF

この事故後コンクリートで固められたJCOの敷地はどんな再開発もできず再利用できない土地となった。日本の国土が失われたのである。

>>日本原子力史上初の刑事責任
国の役人が責任逃れのために罪の無い現場に刑事責任を押し付け、役人仲間の検察裁判官が冤罪判決で一方的に民間を罰し国の責任を不問にした。
>>http://www.nuketext.org/jco.html

このように1945年敗戦後以来米軍事政府地位協定治外法権による霞ヶ関支配で日本は米軍の核兵器の牧場と化した。
  1. URL |
  2. 2011/03/03(木) 08:13:13 |
  3. 通りがけ #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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