ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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ウィキリークス情報とイラン=北朝鮮関係

 ウィキリークスが公表をはじめた米国務省公電のなかに、今年2月24日付けで国務省から在モスクワ米大使館に宛てられた文書があります。そのなかに、北朝鮮とイランの軍事協力関係について米ロ両国の高官による会議の内容が含まれていました。
 それによると、同会議の席上、アメリカ側は「北朝鮮がイランに射程2500キロの新型弾道弾BM-25×19基を輸出したとの情報がある」と主張。対するロシア側は「同ミサイルは発射実験が成功していないので、違うのではないか」と反応していたとのことです。
 事実はまだわかりませんが、少なくともアメリカのインテリジェンス機関はそうした情報を入手していたということなのでしょう。BM-25というのは、いわゆるムスダンのことですね。ムスダンはたしかにまだ発射実験はしていませんので、その実用性は未知数ですが、北朝鮮があれだけ自信満々にパレードに登場させるくらいですから、それなりに完成度が高い可能性が高いとみていいでしょう。
 北朝鮮の最新のミサイル技術がイランに渡った可能性が高いということは、イランの最新のウラン濃縮技術が北朝鮮に渡った可能性もあるのではないでしょうか。北朝鮮のウラン濃縮は、やはり今後の焦点です。放置すれば必ず核ノドンが作られると思います。

 なお、今回のウィキリークス公開予定文書ですが、在日アメリカ大使館発のものが5697点。うち機密扱いが227点あるそうです。今後、そのなかからいくらかスクープ情報が出てくることになろうかと思います。
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  1. 2010/11/30(火) 10:41:09|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

瀬戸際外交

核は使えない兵器(使ったらジエンド)、
ウラン濃縮を米に公開したのは、
北の交渉カードだと思います。
  1. URL |
  2. 2010/12/02(木) 12:29:02 |
  3. 帆の葉っぱ #6YySSgy.
  4. [ 編集]

帆の葉っぱ様
コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
  1. URL |
  2. 2010/12/06(月) 11:03:57 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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