ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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胡錦濤に会わないほうが良い?

 日本外務省が菅総理と胡錦濤国家主席との日中首脳会談を一生懸命申し入れているようですが、中国側がなかなかウンと言わないみたいです。それは自民党の議員さんが総理に「絶対に尖閣問題を抗議せよ!」とか迫ったりしたものだから、歩み寄りのしようがない中国側も「めんどくせーなー」とか思ってるのではないでしょうか。
 日本側は、首脳会談を行うことで何を期待しているのでしょうか?
 尖閣問題を持ち出しても、平行線になるのは火を見るより明らかです。つまり、両国首脳が領土問題で決裂するわけです。すると、「日中が領土問題で対立した」という事実だけが実績として残ります。「領土問題は存在しない」という日本の言い分なんて、世界では誰も認めてくれなくなっちゃうじゃないですか。
 なので、日中首脳会談なんて、日本にとって何もいいことがないのではないでしょうか。北方領土と違い、尖閣は今現在、日本が実効支配していますから、日本は事態を動かさないで実績を重ねればいいだけの話です。
 むしろ尖閣を動かしたいのは、中国側です。日本は毅然としてこれまでどおりに巡視船による哨戒を継続し、中国船を追い払えばよろしい。日中間ではなるべく尖閣問題の話などしないで、それよりもこのままだとあちらにどんどん持っていかれる海底ガス田の問題とかを声高に叫んだほうが、よっぽどいいと思うのは私だけでしょうか。

 北方領土でも先の大戦でもそうなのですが、日本はたいてい「そのうち何かうまいことが起こるだろう」というなんの根拠もない楽観主義で判断する傾向があるように思えてなりません。きっと胡錦濤も日本の総理に会えば、謝るしかないだろう・・・なんてこと、あるわけないですし。
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  1. 2010/11/12(金) 17:50:04|
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黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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