ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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写真館27 イラン=イラク戦線その他

 前エントリーまでが、いちおう手元にある写真の主だったものの紹介となります。先月に仕事部屋の大掃除をした際に出てきたものにざっと目を通し、適当に見繕ってコンパクトカメラで接写しただけなので、画質のほうはご容赦ください。
 私の写真はいずれも「作品」というよりは、あくまで当時の「ニュース素材」として撮影したものなので、その時点で「消費」されて終わったものばかりです。もちろんそれで構わないのですが、せっかくこういう場があるので、個人アルバムとして再録させていただきました。冷戦終結期前後の時代の混沌ぶりを、少しでも感じていただければ幸いです。
 また、これは本来は他人様にお見せするクオリティではないですが、私の初めての戦場経験であるイランの写真も出てきましたので、アップしてみます。まだ出版業界に入る前の大学3年のときに旅行した際のものです。
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 イランのイラク国境近く。スーサンゲルドという町の入口です。イラン=イラク戦争開戦後にいったんイラク軍に占領されたところを、後にイラン軍が奪還しました。撮影は、ペルシャ湾のタンカー攻撃まで戦況がエスカレートしていた1984年です。完全に軍事地域になっていて、民間人は一切いません。
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 同じくイラン軍が奪還したハウィーザという町の廃墟。こちらは完全に瓦礫に埋もれています。
 ただの学生旅行者だった私が、どうしてこんな戦時下の軍事エリアに入れたのかというと、戦場に向かう革命防衛隊の兵士たちと長距離列車で偶然に乗り合わせ、親しくなったからです。さすがに前線の部隊従軍までは許されなかったのですが、革命防衛隊の軍用トラックに便乗して軍事エリアをあちこち回りました。行き交う軍用車両のピリピリした緊張感に、ちょっと興奮したことを覚えています。
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 こちらも国境の軍事エリア(ホラムシャハル近く)で見かけた反米スローガン。スペル間違ってますが。
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 オマケその1。このときの旅では、他の周辺国でも少し取材の真似事をしました。上写真はシリアの首都ダマスカスのパレスチナ難民キャンプです。反アラファト派の拠点になっていました。
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 オマケその2。当時、レバノン南部に展開していたイスラエル軍が、徐々に撤退を始めていました。上写真はレバノンからイスラエルに帰還したイスラエル軍兵士。レバノン国境付近での撮影です。

 最後に・・・ちょっと分野が違うのですが・・・・。
 ニューヨークに住んでいた20代半ばの頃にアメリカ各地で撮った写真が、まったく見つかりません。日本の雑誌の仕事で、それなりに撮影していたはずなのですが。
 政治的なネタばかりではありません。というか、むしろトピック的な取材のほうが多かったですね。いちばん思い出に残る写真を1点だけ、掲載誌のコピーからアップします。
ira6.gif
 阪神にいたセシル・フィルダーが、米国帰国後にいきなりア・リーグの本塁打・打点の2冠王に(しかも2年連続!打点だけなら3年連続トップ)。大リーグ復帰初シーズンで、アメリカ中の注目を集め出した頃のフィルダーを、本拠地の(デトロイト)タイガー・スタジアムで取材しました。
 その頃、時間も経費もかかる戦場取材は、雑誌数誌で掲載されてもせいぜいトントンにしかならないので、こうした仕事で生活費を稼いでおりました。
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  1. 2010/10/08(金) 18:34:34|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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