ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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金正銀・次は国防委員会?

 金正銀(中国がこう表記しました)が朝鮮人民軍大将に続き、朝鮮労働党中央委員および、党中央軍事委員会に新設された副委員長に就任しました。
 ロイヤル・ファミリーとしては、金正日の実妹の金慶喜・党軽工業部長(中央委員会委員)も人民軍大将、政治局員(常務委員含め全17名)に入り、その夫の張成沢・党行政部長(国防副委員長)も党政治局員候補(15名)および党中央軍事委員会委員に入りました。
 党人事は、政治局常務委員に金正日、金永南・最高人民会議常任委員長、崔永林・首相、趙明録・国防第1副委員長、李英鎬・人民軍総参謀長(次帥に昇格)の5名。
 書記局では総書記・金正日の下に、書記が金己男、崔泰福、崔竜海、文京徳、朴道春、金永日、金養建、金平海、太鍾守、洪錫亨の10名。
 上記含め中央委員が全124名、中央委員候補が105名となりました。
 金正日は、党では中央委員会総書記、政治局常務委員、中央軍事委員長を務め、軍では最高司令官、それに国家の最高指導機関である国防委員会の委員長を独占しています。
 金正銀は党ではいずれ政治局常務委員に入ることになるでしょうが、実権ということでは、中央軍事副委員長はなかなかよく考えられたポストに就いたといえます。党ではその他にも、空席の組織指導部長という事実上の実務筆頭ポストがありますが、将来的にはそれに就任する可能性もあります。
(北朝鮮ではその他にも、たとえば秘密警察である「国家安全保衛部」など、部長ポストが空席になっている権力機構があります)
 ですが、金正銀はいずれ、権力中枢である国防委員会で中枢ポストに就く必要があります。人民軍大将で党中央軍事副委員長というのは、その下地としては完璧ですね。国防委員会入りの時期については、国内外の情勢、それに父親の健康状態次第ではあると思いますが。
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  1. 2010/09/29(水) 11:40:54|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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