ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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写真館⑧イスラム・ゲリラ

 私が戦場取材をメインにしていたのは冷戦終結前後の時期という、もうふた昔近く前のことなのですが、その頃とあまり状況が変わってないと思われるイスラム・ゲリラの写真をアップしてみます。
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 フィリピン南部スールー諸島でもっとも治安が悪いホロ島で取材した「モロ民族解放戦線」(MNLF)のゲリラ。前列の薄頭髪のオジサンの右隣が、90年代前期当時の最大勢力の軍事司令官。
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 ホロ島のMNLFには他にもいくつかのグループがいて、タチの悪い連中は外国人の誘拐を生業にしていました。キリスト教の宣教師やボランティアなんかがよく拉致され、ときには惨殺されたりしていました。ジャーナリストも標的にされていて、日本人のフリーカメラマンの方を1年半くらい監禁したこともあります。
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 日本人カメラマンを拉致していたのは、ちょっと名前忘れてしまいましたが、ナントカ兄弟が率いる一派。極悪で有名だそうです。ちなみに、フィリピンだけではないですが、途上国のゲリラというのは大抵、最上級幹部以外は知人・友人のコネで各組織を比較的自由に出入りしています(各派の主義主張の違いなんて誰も知りません)。なので、私が取材した部隊の中にも、日本人カメラマン拉致グループに所属していた兵士が何人もいました。
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 なので、こういうゲリラの取材はけっこう難しいです。私はMNLF書記長という政治家ルートで取材したので、なんとか無事に取材できましたが、それでも仲介者の選択はかなり慎重にやりました。詐欺師みたいなのも多いので、そのへん多少は場数が必要です。
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 MNLFの検問所。ここまで来ればまず安心ですが、怪しい自称・仲介者に引っかかれば、いきなり密林に連れ込まれて射殺、なんて可能性もゼロではないわけですね。
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 政府軍が駐屯するホロ市内以外は、ゲリラの占領地域。白い砂浜とコバルトブルーの超美景な島です。
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 このへんは、いかにもイスラムです。熱帯雨林なので酷暑なのですが。
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 イスラム・ゲリラなので、サラートは欠かしません。ただし、イマームとか以外はみんな飲酒はけっこうしてます。欧米ロック音楽も大人気です。そのへんがやはりフィリピンですね。
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  1. 2010/09/21(火) 12:15:13|
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黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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