ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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新刊『インテリジェンスの極意』

今月20日、宝島社より『インテリジェンスの極意』(黒井文太郎+ワールド・インテリジェンス編集部 編)が発売になります。
今回の本は、『ワールド・インテリジェンス』の過去記事から、約20本の識者インタビューを厳選・改訂・再録したものになります。元雑誌は専門誌ゆえに発行部数が少なく、このまま埋もれてしまうのは実に惜しいインタビューがたくさんあったので、それらをまとめて世に出すことができることはたいへん嬉しく思います。
本当はもっと他にも貴重なインタビューがたくさんあったのですが、紙数の関係で泣く泣く収録を断念したものがいくつもありました。いつかそれらもなんとかまとまられれば、と夢を描いてます。
弊誌休刊から1年近くが経ち、そろそろ過去記事再生のスピンオフ企画解禁ということで、他にも何点か準備中です。弊誌に興味を持っていただきながら、全面的品切れ状態で現物をお届けできなかった方、たいへん長らくお待たせしました。乞うご期待!
これらの本がどーんと売れて、雑誌再開!ということにならんかなあ……と夢想する今日この頃です。

さて、今回の『インテリジェンスの極意』ですが、ラインナップは以下のとおりです。
巻頭の北岡先生と私のロング対談は、本書出版にあたって新規に収録したものです。

第1章 インテリジェンスとは何か

▽インテリジェンスとは「利益を得るための知識」である
※対談 北岡元(政策研究大学院大学教授/元外務省国際情報課長)×黒井文太郎(『ワールド・インテリジェンス』編集長)

▽情報戦略論の古典「孫子の兵法」で読み解く現代「対テロ戦」
※太田文雄(防衛大学校安全保障・危機管理教育センター長/元防衛庁情報本部長)

▽国家を動かす情報でさえ、ほとんどは公開情報で入手できる
※佐藤優(作家/起訴休職外務事務官)


第2章 世界を知る「情報」の読み方

▽インテリジェンス関連報道の世界
「ウラのとれない話」をどう判断するか
※春名幹男(名古屋大学大学院教授/元共同通信特別編集委員)

▽謎多き国家「北朝鮮」に内情を読み解くテクニック
※鈴木典幸(前ラヂオプレス理事)

▽亡命者が運営するウェブサイトに注目
共産党独裁下「中国情報」の読み方
※上村幸治(獨協大学教授/元毎日新聞中国総局長)

▽情報収集の〝裏口〟とは
底知れぬ「アジアの闇」に迫るノウハウ
※小松健一(毎日新聞北米総局長/元アジア総局長)

▽信頼性ナンバーワンは『ニューヨーク・タイムズ』
「世界のメディア」採点簿
※波津博明(大妻女子大学教授/元読売新聞解説部次長)

▽「イスラム社会」&「グローバリゼーション」の読み方
「アメリカ発」の情報に引きずられない国際報道のために
※大野博人(朝日新聞欧州総局長/前外報エディター)

3章 インテリジェンスの眼

▽自ら仮説を構築する力
「情報先進国」イギリスで見たインテリジェンスの深奥
※阿部重夫(『FACTA』発行人編集長)

▽〝理系の世界〟のインテリジェンス
「情報収集衛星」 その内幕とは
※松浦晋也(ノンフィクション・ライター)

▽北朝鮮軍事分析の第一人者に聞く
地図情報は最高のインテリジェンス
※惠谷治(ジャーナリスト/早稲田大学アジア研究所客員教授)

▽世界最大の脅威「核拡散情報」を追う技法
※田窪雅文(『核情報』主宰)

▽朝鮮半島&台湾海峡の情報戦
「地下放送」「謀略放送」の傾向分析でわかること
※山下透(『アジア放送研究会』会長)

第3部 プロフェッショナルに訊け

▽国家の安全保障と「情報」
日本に「対外情報庁」創設が急がれる理由
※大森義夫(元内閣情報調査室長)

▽日本は「ヒューミント」を強化すべき
インテリジェンス機構改革を考える「6つの論点」
※茂田宏(日本財団特別顧問/元外務省国際情報局長)

▽「日本外交」自立への第一歩
アメリカ依存の戦略を脱し、自立した情報政策を目指せ
※孫崎享(防衛大学校教授/元外務省国際情報局長)

▽陸自初の総合的・本格的インテリジェンス部隊
「中央情報隊」の任務と実像
※市川卓治(陸上自衛隊中央情報隊長)

▽インテリジェンスの裏面史
地下社会と日本の情報機関
※菅沼光弘(元公安調査庁調査第二部長)

以上です。
こうやって並ぶと、まさにヘビー級ぞろい。実に多くの「本物の専門家」の方々に弊誌はお世話になってきたのだなあ、と感慨深いものがあります。

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  1. 2008/11/13(木) 21:54:13|
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  1. |
  2. 2008/11/18(火) 23:57:07 |
  3. #
  4. [ 編集]

ありがとうございます。

このような本を待ってました。
ぜひ、買って拝読させていただきたいと思います。

拙者、この分野に興味をもっておりまして、この本を当方のメルマガ、ブログで紹介させていただいてもよろしいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

あつ
  1. URL |
  2. 2008/11/24(月) 11:06:02 |
  3. あつ #-
  4. [ 編集]

あつ 様
ご連絡ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
  1. URL |
  2. 2008/11/25(火) 10:41:06 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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