ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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木曽義仲と樋口兼光

 SNSで教えていただいたのですが、2月24日は源義仲が征夷大将軍に任じられた日だそうです(異論もあるようですが)。
 個人的なことですが、私のご先祖は義仲の乳母子で家老の樋口兼光という武将らしいです。
 ので、別に今日とはあんまり関係ないのですが、最近イスラム国関係にちょっと疲れたので、このご先祖様のことについて少し書いてみます。

 まず、私の母方の先祖は、祖祖父が養子入りして途中で姓が変わっていますが、もともとは樋口家といって、米沢上杉藩で代々、槍術師範の家系でした。遡ると、安土桃山・江戸時代初期の樋口家当主の樋口秀兼にいきあたります。
 秀兼は幼名を与八といって、兄に与六、与七がいました。この与六が有名な戦国武将の直江兼続です。
 ちょっと前のNHK大河ドラマで「天地人」というのがありましたが、兼続を妻夫木聡さん、与七(大国実頼)を小泉孝太郎さんが演じています。わがご先祖の与八は歳が離れているので、ドラマには出てきませんでした。「天地人」では終盤、兄弟の父親の樋口兼豊(高嶋政伸さん)が年老いてから再婚して子供が生まれるシーンがありましたが、おそらくその子供がわがご先祖の秀兼でしょう。
 ので、「天地人」では、高嶋政伸さんの樋口兼豊が、直系のご先祖になります。こんな感じです。
兼豊

 ちなみに、准ご先祖様の直江兼続は、こんな感じ。
兼続天地人

 かっこいい! ちなみに兜の前立は「愛」の字です。
 ちなみに、人気コミック「花の慶次」の直江兼続はこんな感じ。
慶次・直江
 強そー!
 ちなみに、ホンモノに似てるかどうかは定かでありませんが、直江兼続の肖像画はこちらです。
兼続
 妻夫木さんには全然似てないですねえ・・・(苦笑)

 さて、直系ご先祖の樋口兼豊(高嶋政伸さん)ですが、彼は後に息子・直江兼続とともに越後の大名・上杉景勝(上杉謙信の養子)の家臣になりますが、もともとは上田長尾家当主・長尾政景(景勝の実父)の家臣でした。
 樋口家は代々、新潟県小千谷市真人の北山集落の住人だっということです。こちらのサイト(http://www.ac.auone-net.jp/~takizawa/ojiya.html)によりますと、今でも北山集落の過半数は樋口姓とのことです。
 同サイトの受け売りですが、樋口家のご先祖は、もともと頼朝(義経)軍に敗れて散っていたところ、「永享の乱(1438年)のとき上杉憲実に従って越後に攻め入り、功があったので魚沼郡北山の宛行を受けた(小千谷市史)」ということだそうです。
 ちなみに、上杉憲実は関東管領なので、樋口氏は当時、室町幕府方の武士ということになります。家系図が残っているので、一族が途切れることはなかったのですが鎌倉幕府時代はおそらく重用されることはなく、長い期間燻っていたのではないかなと思われます。調べればわかるかもしれませんが、この鎌倉~室町初期の期間はちょっとよく知りません。
 で、その頼朝(義経)軍に敗れたご先祖というのが、冒頭で前述した樋口兼光というわけです。

 樋口兼光は平安時代末期の木曽地方の豪族・中原兼遠の息子で、正姓は中原兼光といいます。
 中原兼遠は源義賢が滅ぼされた際に、その遺児・駒王丸を匿い、実子・兼光と兄弟同然に育てました。この駒王丸が後の源義仲(木曽義仲)で、兼光も成人後は義仲の家老にして、義仲四天王の筆頭と呼ばれる武将となります。
 ちなみに、だいぶ前のNHK大河ドラマ「義経」(義経役は滝沢秀明さん)では、この義仲軍の盛衰も描かれています。わがご先祖・兼光を堤大二郎さんが演じています。
 堤大二郎版兼光の写真が見つからなかったので、こちらが肖像画。
兼光画
 うーん、微妙・・・(苦笑)。
 ちなみに、「義経」では義仲を小沢征悦さん、その愛妾の女武者・巴御前を小池栄子さんが演じています。巴御前は兼光の妹なので、准ご先祖様に相当します。
 この小池栄子版の巴御前は私も覚えてます。なかなかカッコよかったのですが、画像が見つかりません。
 で、肖像画は以下。
巴御前画
(追記)
 検索したら小池栄子版・巴御前のキャプチャー画像をブログにアップされていた方がいらっしゃいました。
巴御前写真
(目力が強い小池さんは女武者役にぴったりですね。小池さんは「マッサン」でも味のある演技が光ってますけど、余談ですが、彼女の”訛り”を聞くと、だいぶ前のドラマ「歌姫」を思い出します。あれはホントにいい物語でした)

 ところで、さらにご先祖を遡ると、前述したように、樋口兼光はもともと中原氏。兼光の父・中原兼遠のそのまた父の中原兼経は朝廷の下級職である正六位下・右馬少允というポジションにあったそうです。
 で、さらに遡ると、中原以忠という人物にあたります。この人物は、もとは十市以忠といって、実兄の中原有象(十市有象)とともに970年頃にはじまった中原氏の元祖となります。中原氏は代々、朝廷の実務職といったポジションですね。
 ただし、ご先祖話も、このあたりまで来ると、どこまで事実かわかりません。
 中原氏のご先祖である十市氏を遡ると、その源流は磯城津彦命(しきつひこのみこと)という人物にあたるといわれていますが、ホントかなあ??? 磯城津彦命は第3代天皇・安寧天皇の皇子だそうですが、この安寧天皇は、実在が不明ないわゆる「欠史八代」のひとりでもあります。
 ちなみに、そこから遡ると初代の神武天皇から天照大神まで辿れてしまうわけですが、そこはもう神話の世界ですね。まあ、自分のご先祖が神話の世界に登場するかもしれないと思うと日本史ファンとしては夢があって楽しいですが・・・(笑)。

 ということで、地域でいえば、わがご先祖は奈良?⇒京都⇒木曽⇒京都⇒?⇒関東のどこか?⇒越後(小千谷⇒上越)⇒会津(上杉藩が一時期所領)⇒米沢と流転した模様。
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  1. 2015/02/24(火) 18:51:10|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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