ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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タフな交渉が求められる拉致問題

『週刊朝日』先週号にコメントを採用していただきました。武器輸出関連です。
また、『週刊新潮』今週号にコメントを採用していただきました。イラク情勢関連です。

 日朝協議で北朝鮮が拉致問題の調査委員会の構成を伝えてきたことで、日本側では早くも制裁の一部解除を決めました。国防委員会や国家安全保衛部の幹部が参加することになったことを評価しての措置です。
 前回の「調査」では権限の小さい人民保安部の幹部が責任者だったことで調査が不充分だったとされているので、今回は同じ言い訳ができないということになります。
 ただ、それで早くも楽観論が広がっているようですが、それはまだ早計であろうと思います。拉致被害者の現状などは北朝鮮側はとっくに把握しているはずですし(情報が漏れたりしないように厳しく監視されているでしょう)、あとはトップの金正恩の判断次第。保衛部が入るとかはあまり関係ないですね。
 日本側としては「情報」で勝負するには限界がありますから、経済制裁解除のカードを有効に使うしかないでしょう。あまりやすやすと譲歩の姿勢を見せれば足下を見られるので、タフな交渉が求められます。
 もちろん希望を持つことは重要ですが、希望的観測に頼る甘い態度は厳禁です。
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  1. 2014/07/03(木) 13:55:33|
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黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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