ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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スノーデン情報の核心は「盗聴」より「ハッキング」

▽NSAが大量の顔写真を収集 米紙報道(cnn)
 つい先日は、中国ハッカー部隊の個人5人をアメリカが訴追するなど、サイバー戦がどんどんインテリジェンスの主戦場になってきていことが伺えますが、スノーデン情報の核心も、要はNSAによるネット情報へのハッキングとデータ処理にあります。
 スノーデン事件は当初、携帯電話の盗聴などがクローズアップされましたが、スノーデン情報をスクープしたグレン・グリーンウッドの「暴露~スノーデンが私に託したファイル」などを読むと、とっくインターネット監視がインテリジェンスの最前線であることがわかります。スパイの世界もかなり変化しているということです。
 なにせデジタルデータですから、処理自体は可能なわけです。分量との戦いになりますが。
「暴露」(原題は「No Place to Hide」だから「すべては監視されている」のほうが良かったのでは? バムフォード本の邦題「すべては傍受されている」と似てますが)には彼ら(スノーデンやグリーンウッドたち)の理想論も書かれていて、なるほどと思う部分もありますが、要は「脅威のリスクを負っても自由優先」がいいのか、「自由を制限しても脅威排除優先」がいいのか?ということです。
 もっとも、これはそれを「ゼロか、100か?」で極論する必要はなく、その間で「少しの自由制限で少しの脅威排除」を目指すという道もあります。それもその匙加減は無数の選択肢があるわけですが。
 学校に例えると、「自由な校風だけど不良だらけの暴力校」と「不良皆無の少年院みたいな厳格校」のどちらがいいのか、というようなことでしょうか? うーん、個人的にはまだ前者のほうがマシかなあ・・・
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  1. 2014/06/02(月) 13:03:32|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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