ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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集団的自衛権と憲法改正と積極的平和主義の個人的意見

先々週、「夕刊フジ」とテレビ朝日「ワイド・スクランブル」に、ボコ・ハラムに関してコメント提供しましたが、いずれも採用されたかどうかは未確認です。
 5月16日のTBS「ひるおび」ではコメントを採用していただきました。北朝鮮空軍についてです。
 また、18日のフジテレビ「ワイドナショー」に出演させていただきました。集団的自衛権に関してです。
 また、昨日のフジテレビ「ニュースJAPAN」で音声コメントを採用していただきました。中国サイバー部隊に関してです。
 あと、現在発売中の『軍事研究』に「北朝鮮の新型核兵器/新型ミサイル」という記事を寄稿しました。

 上記のうち、ワイドナショーの映像がユーチューブにアップされていました。
▽【松本人志】ワイドナショー 泉谷しげる×岡江久美子×八塩圭子④ 集団的自衛権 安倍首相が会見
 私は解説役で、コメンテーターではないので、自分の意見は言っておりません。集団的自衛権について、私個人の考えは以下です。
 まず、集団的自衛権行使は解禁しないよりは解禁したほうがベターだと思っています。自衛隊と米軍の共同作戦の部分で、やはり妙な足枷のせいでおかしなことがいろいろ出てきているので、それは現実として是正したほうがいいという考えです。反対派の中にもいろいろな意見がありますが、「戦争準備だ!」という極端な意見はどうかと思います。
 今回、安倍首相は集団的自衛権だけでなく、いわゆる武力行使に関しても柔軟に対応すべきだと主張しましたが、それには賛成です。これは集団的自衛権ではなく、集団安全保障などに関わる分野ですが、憲法が海外での武力行使を禁じているので、現実的には絶対必要であると考えています。
 ただですね。これを憲法解釈でどうなの?とは思いますね。憲法9条はもうとっくに死文化しているのに、トンチにさらにトンチを重ねるのは、これはもういくらなでもブラックジョークにしか思えません。なので、さっさと改憲すべきと考えます。
 安倍首相も石破幹事長もそんなことは百も承知で、それでも改憲の政治的ハードルが高いので、まずは解釈変更ということなのでしょうが、私は政治家ではないので、改憲支持。解釈改憲は邪道だと思っています。
 憲法9条は死文化していると書きましたが、「憲法9条を世界遺産に」とかの主張もよくわかりません。日本は憲法と現実が乖離した不思議な国家であり、死文化憲法など詐欺行為みたいなものと思われるのではないかなという気がしてなりません。もちろん日本は民主主義国家なので、国民の過半数がそれでいいと決めるなら、日本国民としてそれには従いますが。
 今回の安倍首相の主張は、公明党対策、世論対策ではあるのでしょうが、なんだかチョイ出し感を感じます。例えも、日本人の生命が危険に晒された場合しか想定していません。武力行使を目的にとした戦闘には加わらない。イラクやアフガニスタンでは戦わないとも明言しています。
 ということに、個人的には不満がありますね。やっぱり一国平和主義の延長だなあと。
 日本では少数意見なのは私も自覚していますが、私は安倍首相の言う「積極的平和主義」に、安倍首相が言っている範囲よりももっと大々的な意味で大賛成です。ボコ・ハラムとかアサド政権とかの極悪武装集団が実際に人々を殺害しまくってるという現実に、国際社会の一員として立ち向かってほしいと考えています。
 だいたい日本では、イラクやアフガンのケースを「アメリカの悪事」と前提した議論ばかりですが、ではアフガンでアルカイダが跋扈していたほうが良かったのか? あるいはイラクでサダム・フセイン政権が続いていれば人々は幸せだったのか? アメリカの手法に失敗は多々ありますが、放置すべきだったということでもなかったように考えています。
 何度か拙ブログに書いていますが、「巻き込まれる」という言葉、なにそれ?といつも感じます。
 いじめを見ても、巻き込まれないようにしろよ、とは私は子供には伝えたくないなあ・・・。
 まあ、ほとんどの方は同意されないでしょう。あくまで私の個人的な意見です。

 ところで、先月にスタジオに呼んでいただいたときのワイドナショーですが、以前、拙ブログでユーチューブのリンクを紹介しましたが、そのときは音声のみだったのが、その後、映像もアップされていました。同じ内容ですが、記念に貼っておきます。
▽【松本人志】ワイドナショー 中居正広×百田尚樹×乙武洋匡② 北朝鮮が砲撃

(追記: そういえば、当ブログの過去のコメント欄の投稿に対して、投稿した方と管理人を混同して抗議してくる方がおられますが、管理人は実名投稿のみですのでご理解ください)
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  1. 2014/05/21(水) 15:58:01|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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