ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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アサド政権との交渉は凶悪犯対処

現在発売中の『週刊現代』にコメントを採用していただきました。北朝鮮のサイバー部隊に関してです。

シリア問題のジュネーブ2会議で、両陣営の直接協議が難航しています。当然だと思います。アサド政権側からすると、譲歩する利益がないからです。
 アサド政権の目標は独裁体制維持です。それは反体制派の根絶と同義です。反体制派が生き残っている状況での安定などはむしろ望んでいません。良い悪いかでいえばもちろん悪ですが、アサド政権の利益ということで考えれば合理的な判断です。このような状況で和平が進むなどということはまず考えられません。アサド政権が何か妥協するとすれば、唯一、それだけ追い詰められた状況であるときだけでしょう。
 ジュネーブ2は内戦当事者の政治的な交渉の体裁ですが、それで事態は動きません。アサド政権は立て籠もった凶悪犯ですから、凶悪犯対処と同様の対策しかありません。つまり、強行突入の準備を進め、包囲網を敷き、そのうえで交渉が必要になってきます。
 振り返ると、昨年の米軍介入未遂が絶好のチャンスでした。ああいうプレッシャーのときのみ、アサド政権は譲歩します。
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  1. 2014/01/28(火) 19:04:11|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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