ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ヒューマン・ライツ・ウォッチのシリア提言に溜息

 ヒューマンライツ・ウォッチがシリア問題国際会議に対するステートメントを発表しました。
▽シリア:持続的平和に 正義は不可欠

 さすが調査能力の高い国際人権団体大手であり、現状認識は完璧です。100点といっていいです。
 それに対する提言も完璧です。まさに仰るとおり。そう、そのとおりに出来れば・・・。

 しかし、この提言を読んで、嘆息を禁じ得ないわけです。いったいどの国のことを言っているのかな?と。
 絵に描いた餅というか、まるで妄想ですね。実現性は皆無といっていいでしょう。こうした理想を語ることにも、何か意義があるのかもしれませんが、私にはよくわかりません。

 正義を語るのもいいですが、日々殺害され続けている人々は、これを読んでどう思うでしょうか?
 私にはこんな声ばかり聞こえてきます。
「とにかく僕らに武器をくれよ!」
 平和を語るのは容易ですが、それだけでいいのでしょうか? こんなことを書くと、また“平和主義陣営”からは「戦争を煽っている!」とか曲解されてヒステリックをな批判を浴びるのでしょうが・・・(溜息)
 愛は世界を救う? うーん、救って無い気がしますね。
(※当エントリーは、「あくまで話し合いで解決を!」と考える良識ある方々に対して問いかけています。「アサドは必要」「悪いのは反体制派」「アメリカは手を引け」と主張する一部の方々は、根本からシリアの現状が見えていないので、もうどうでもいいです)
スポンサーサイト
  1. 2014/01/22(水) 15:33:40|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<シリア問題の基礎事項 | ホーム | 「シリア政府が1万1000人処刑」は氷山の一角>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://wldintel.blog60.fc2.com/tb.php/1345-3a92b4db
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。