ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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裸の王様=金正恩が今後も進める戦慄の恐怖支配

 それにしても、叔父・張成沢の粛清の激烈度は異常な感じがします。JBPRESSに書いたように、「誰も信じるな」というのは、父・金正日の遺訓のような気がしますが、それはなんとも断定はできません。
 ただ、今後の見通しとしては、まず間違いなく取り巻きの忠誠心競争が激化するでしょう。金正恩はおそらく、自身の独裁基盤を固めるため、権力層の大幅な世代交代を進めると思います。
 その際、「張成沢と敵対いていた軍部強硬派の発言力が高まる」との見方もありますが、私はそうではないと思っています。今回の粛清ではっきりしたのは、金正恩の独裁の強化です。軍部にも、今の金正恩にモノ申せる人などいないでしょう。出過ぎた人間と見られたら、誰もが粛清の対象になるからです。
 おそらく金正恩体制で浮上するのは、党・軍部のテクノクラートで、イエスマンということになると思われます。
 今後の金正恩政権の対外政策は未知数ですが、必ずしも強硬路線化とはいえないですね。父の遺訓である核戦力増強と経済改革の両立政策は継続すると私は見ています。
 いずれにせよ、粛清は今後も続きます。
 大物としては、次は金元弘・国家安全保衛部長あたりが可能性としてはあるかと思います。非常に強い権限を持ちすぎているからです。
 公式な肩書だけ見れば、崔竜海の権限が突出していますが、実際のところ彼はたいして権威も実権もないので、しばらくは大丈夫ではないかと思うのですが、彼の運命もまた、金正恩の意向ひとつです。
 ただ、出世した人間を誰でも彼でも粛清していたら、それも権力維持に不都合なことがいろいろ出てくるでしょうから、ひたすら忠誠を尽くす人間はそれなりに処遇するということも、金正恩は見せていくのではないかなという気がします。
 そうであれば、独裁維持のためのこうした手練手管を30歳で経験不足の金正恩が独自でできることか?というと、やっぱり不自然に見えます。まったくの想像ですが、金正日が息子に遺した秘密の遺訓ではなかったのかな、という気がしてなりません。
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  1. 2013/12/10(火) 14:01:03|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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  1. |
  2. 2013/12/10(火) 18:41:57 |
  3. #
  4. [ 編集]

この記事読んでそうかなと感じた
君は、人の上に立った経験がないから
そのような観点でしか見ることができないかもしれないが

彼の若さで自らの叔父、後見役・張成沢を切ることは、相当なことである。
そしてこれが金正恩が中心で進めたとすれば
意外と相当な大物であるような気がする。

人の上に立つ立場になればわかるが
こんなことが意外と簡単にできることではない

  1. URL |
  2. 2013/12/10(火) 19:40:31 |
  3. そうかな #-
  4. [ 編集]

2007年01月09日

ということで、アセジャのやまたんが「絶版になる前に買え」と書いてあ(っ)たので、紀伊国屋に買いにいってきました。

リチャード・コシミズ 『911自作自演テロとオウム事件の真相』
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/shuppan.htm

店員に・・・

 「リチャード・コシミズさんがじ・・・」と聞いたところで案内してくれたので、すぐに買えましたが、なんと平積みの最後の一冊でした。

その後、当然のように紀伊国屋の下(B1階)のモン・カフェでカレー食って帰ってきましたクワッパ ヽ(ФдФ)ノ
  1. URL |
  2. 2013/12/11(水) 03:40:55 |
  3. 911自作自演2 #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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