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ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

自衛隊極秘組織「DIT]の謎(補足)

 だいぶ以前ですが、私が聞いた話で、裏がとれなかったのでこれまで書かなかった話を列記しておきます。以下はぜんぶ「~らしい」という話です。

▽別班の後継組織は今でもある(らしい)
▽でも、そんなにたいした活動はしていない(らしい)
▽防衛庁の地下に連絡拠点がある(らしい)⇒共同通信は「市ヶ谷の防衛省の地下」と書いてますが、私が聞いたのは六本木の旧防衛庁の話だったように思います。そこはちょっと私自身、記憶が曖昧です。
▽米陸軍の赤坂プレスセンター方面と関係が続いている(らしい)
▽過去、除隊したOBが自発的に活動し、自衛隊に情報提供していたことはある(らしい)
▽けれども、偽装除隊とか、給与・予算がそのまま出されたとか、実際には昇級もしていたなどはありえない(らしい)

 上記に関して、実際のところ、現時点では私にはよくわかりません。
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  1. 2013/11/28(木) 15:23:02|
  2. 未分類
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  4. | コメント:3
<<世界で耳研ぎ澄ますNSA~スノーデン・ファイルが暴露した情報収集の実態 | ホーム | 自衛隊極秘組織「DIT」の謎>>

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全国紙と地方紙での報道のされ方の違い

初めまして。いつもブログを参考にさせていただいてます。
どうもありがとうございます。
別班のスクープ記事ですが、全国紙は共同通信の配信を受けている社を含めて完全にスルー、無報道ですが、一方、全国各地の地方紙は一面トップなど非常に分厚く伝えています。
この温度差はなんと理解すればいいでしょうか。
全国紙には報道抑止の圧力をかけやすかったとみるのは邪推でしょうか。
  1. URL |
  2. 2013/12/08(日) 23:52:21 |
  3. 風に訊け #-
  4. [ 編集]

圧力は関係ないと思います。全国紙は、他社のスクープはよほど社会性がない限り、後追いはしません。今回の話は、匿名証言の断片をつないだものなので、防衛大臣が否定すれば、ネタとしては広がらなかったということかと思います。。国会の争点になれば話は違ったかもしれませんが
  1. URL |
  2. 2013/12/10(火) 15:37:58 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます

ご回答をいただき、どうもありがとうございます。
他社の後追いはメンツ上、嫌うことはわかりますが、今回の件の社会性に関しては、シビリアンコントロールが損なわれていたという点から、大きなものがある気がしているのですが…。
大臣が否定したから広がらなかったというのはガッカリですが、根拠が薄弱でも書くのがウリの?雑誌メディアが沈黙しているのはフシギな気がいたします。
  1. URL |
  2. 2013/12/10(火) 20:53:04 |
  3. 風に訊け #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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