ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

着眼のポイントは無数にある

 現在発売中の別冊宝島『北朝鮮の本当の軍事力』に寄稿しました。(⇒アマゾン
 核とミサイルの現状、サイバー戦能力、それと朝鮮半島+日本有事シミュレーションを担当しました。シミュレーションは当初、「在日米軍vs北朝鮮軍」というリクエストだったのですが、現実的に想定しにくいので、だんだん日米韓vs北朝鮮に進むということで思考実験してみました。

 また、6月18日、来月公開の韓国映画『ベルリン・ファイル』の監督来日トークイベントのゲストに呼んでいただきました。北朝鮮の工作員、韓国情報部員、CIA、モサド、アラブ系テロ組織、ロシア人武器商人などが登場するスリリングな傑作です。
▽【公式サイト】映画『ベルリンファイル
 
 トークイベントの様子はこちら
▽「ベルリンファイル」リュ・スンワン監督大いに語る! 来日イベント実施

 ところで、4月にニコ生で呼んでいただいたときの座談会(本編は会員限定)の一部が、ユーチューブにアップされていました。
 全員泥酔状態という恐ろしい状況ですが、いちおうご紹介しておきます。
▽元NHK堀潤「インタビューで普天間肯定派の意見があっても、NHKで放送させてもらえなかった」(ニコニコ生放送【会員限定】夏野剛×堀潤×樹林伸×黒井文太郎 1/3【4月17日放送】)
 これでちょっと面白いなと思ったのは、私がオスプレイ問題を持ちだしたときの、夏野氏の「アメリカで、乗っている人間が生命を失うようなものを開発したらたいへんなことだ」(だから欠陥機ということは考えられないという趣旨)という発言です。
 これはまさに核心をついた指摘ですね。べつに軍事技術に通じていなくても、アメリカ社会を多少知る人ならば、普通にそう考えます。といいますか、まずそう考えないほうがおかしいとさえいえます。
 こうしたことにまず気づけば、「オスプレイは欠陥機で危険だ」という言説が出てきたとき、自然と「ホントかな?」と疑問を持つことになります。それでネットでちょっと調べれば、危険派言説がかなり怪しいということがわかってくるわけです。
 オスプレイ問題が盛んに報じられていた頃、なにかのテレビ番組で、コメンテーターの方が「軍産複合体の利益のために米軍は欠陥機にもかかわらずオスプレイ配備を急いでいる」というような内容の解説をされていたのを偶然見て、驚いた記憶があります。アメリカで、国防当局がどこかの企業の利益のために兵士の生命を危険に晒す欠陥装備を配備するなどあり得ませんね。アメリカのメディアも国民も、そんなに甘くはありません。
 こういうのを陰謀論というのですが、アメリカのメディアと世論の影響力を多少とも知っていれば、こうした言説が怪しいということはすぐ気づくと思うのですが・・・。
 安全保障以外の分野でも、陰謀論的な言説は世にあふれていますが、おかしな言説を「おかしい」と気づく着眼点は無数にあると思います。
スポンサーサイト
  1. 2013/06/23(日) 16:15:04|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<元CIA局員スノーデン氏はどこまで知っているのか? | ホーム | 「シリアの子供たちの過酷な状況を世界はもっと知ろう」>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://wldintel.blog60.fc2.com/tb.php/1271-8abf0dd2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。