ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

シリアの生徒たちに対する政治的暴力・虐待に関するヒューマンライツウォッチのレポート

 本日、日本語訳がリリースされたヒューマンライツ・ウォッチのレポートです。
▽シリア:学校への攻撃 生徒たちが危険に直面 ~子どもに対する尋問や逮捕(June 6)
 聞き取り調査に基づき、具体的事例として挙げられているのは、以下。

シリア政府側
▽教師と国の治安関係当局者が、反政府活動容疑をかけられた生徒たちを尋問したり暴行を加えた
▽治安部隊と親政府民兵組織シャビーハが、生徒たちの平和的抗議デモを襲撃
▽軍事目的に利用されていなかった学校施設を政府軍が砲撃
▽学校を軍事基地や兵舎、拘禁施設、狙撃拠点として使用

反体制派側
▽学校を軍事基地や兵舎、拘禁施設、狙撃拠点として使用

 シリア情報をウォッチしていれば、上記は既知の話ですが、「双方に問題がある」論に拘泥している人がいるようなので、第三者の調査報告をご紹介。
 たしかに「双方に問題」はありますが、その内容はまあ、こんなものです。
スポンサーサイト
  1. 2013/06/18(火) 20:32:23|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<繰り返される机上の空論 | ホーム | アメリカがようやくシリア反体制派への軍事支援決定>>

コメント

ちょっと表題からずれたコメントになってしまい恐縮ですが、これら人権団体などのシリア監視って内戦前のアサド政権時代から続いていましたよね確か。内戦前でもアサド政権の公安組織や治安組織による政治的主義主張の(世界的標準から見れば明らかな)弾圧、その具体的内容(刑務所だか拘置施設だかで受刑者が不審死をとげたりとか、予防拘禁制度の存続だとか)についても例示があったと記憶してます。個人的に問題だと思うのは、こういった行為が日本では(一般の人間には)等閑視されてきたことです。ヌスラ戦線のようなイスラーム武装勢力と対抗しているというだけで、アサド政権を「我々の側」と見做すのはとうてい無理な話でしょう。
  1. URL |
  2. 2013/07/10(水) 10:26:48 |
  3. AJAX #-
  4. [ 編集]

 とにかくダマスカスの空港に着くと、アサドの巨大肖像がデーンと睨みをきかせていました。かつてはベイルート空港もそうでした。街中、アサド親子の写真がベタベタ。市内には屈強な特殊部隊の兵士がうようよ。結婚の書類手続きでアムン(治安局)に行くときは、もう恐怖maxです。オフィシャルなお客様として滞在し、政権側と表面的なお付き合いしかしない方々(本を書いた元大使とか)にはまったく見えないようですが。
  1. URL |
  2. 2013/07/11(木) 16:00:03 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://wldintel.blog60.fc2.com/tb.php/1267-7720442b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。