ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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シリア与太情報の流れ方の一例

 なんですか、これ?
▽NATO、「シリア国民の70%がアサド政権を支持」 (イラン・ラジオ日本語版)
「シリアの国営サナ通信によりますと~」だそう。まあ正直でよろしい。

 で、SANA記事はこちら
▽NATO Study: 70% of Syrians Support Syrian State and President al-Assad(シリア・アラブ通信)
 こちらは「World Tribuneによると~」だそう。

 ちなみに、ヒズボラのテレビ局でも「World Tribuneによると~」ですね。
▽NATO Study: Assad Winning War, 70% of Syrians Support Him(アル・マナール)
 
 で、World Tribuneではこちら。
▽NATO data: Assad winning the war for Syrians’ hearts and minds
(ワールド・トリビューン)
 こちらは「Middle East Newslineによると~」だそう。

 で、Middle East Newslineをみると・・・それらしき記事がありましたが、有料なのでスルー。
 ちなみに、この話の出処であるMiddle East Newslineですが・・・よくわかりませんが、中東関連の軍事・防衛産業業界の小さな情報企業みたいです。
 ちなみに、ワールド・トリビューンはSGI(創価学会インターナショナル)発行の新聞だそうです。
 で、ちなみに欧米・アラブ圏の主要メディアはどこもこのネタをスルー。
 以上、幻のNATO報告でした・・(脱力)
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  1. 2013/06/12(水) 17:09:43|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
<<子供を拷問するシリア政府軍 | ホーム | シリア反体制派の2つの誤算>>

コメント

創価学会ですか?彼らがプレーヤーなのか?
  1. URL |
  2. 2013/06/12(水) 18:32:49 |
  3. 道楽(どら)Q #-
  4. [ 編集]

とりあえずNATOとやらがどうやって戦地で世論調査したのかが気になりますw
ちなみに先に書いた国連の報告書は以下になります。ご興味があれば。

http://www.ohchr.org/Documents/HRBodies/HRCouncil/CoISyria/A-HRC-23-58_en.pdf
  1. URL |
  2. 2013/06/12(水) 18:59:59 |
  3. 匿名 #-
  4. [ 編集]

今から、20年前ぐらいは、短波放送が対外国家宣伝機関でしたが、今はネットの時代なんですね、さっそく、北太平洋条約機構のサイトで調べてみましたが、そんな記事どこにもありません。サナ通信もヒズボッラー系テレビもいわばアサド政権側のマスコミなので、眉唾ものです。

戦時中の「日本ニュース」みたいな存在でしょうか、ワールドトリビューンが学会系なら、日本政府はすでに反体制側を承認し、非軍事物資を援助することを決定しています、閣内不一致にならないのでしょうか。イランの声は(場所は忘れたが、会議の内容を意図的に誤訳して報道してました。)

かといって、他の報道が全て現状を正しく客観的に伝えてるとは思いませんが、自分の勘で、色んな報道を見て総合的に判断するしかないでしょう。
  1. URL |
  2. 2013/06/12(水) 21:01:23 |
  3. 匿名 #-
  4. [ 編集]

なんですか、これ?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/04/post-2504.php
http://www.reuters.com/article/2013/01/08/us-syria-crisis-rebels-idUSBRE9070VV20130108

他にもいろいろ見つかりましたが、ロシアの通信社のは、シリア政府支持国ということで、信用されないでしょうから割愛。
ただそうなると、反政府派支持国カタールのハマド家宣伝機関・アルジャジーラも、同じように信用できませんね。

もともとの情報の出所が、「小さな情報企業」だから信用できない。
つまり政府軍による住民虐殺報道の多くも、反政府軍付きの、「ほとんど実体がないロンドンの人権団体」の発表だから、信用できませんよね~ しかも「目撃者」の証言のみ! 日テレかい!

反政府軍に都合が悪いニュースは極力スルーするのは基本のキ~!
(脱力)
  1. URL |
  2. 2013/06/13(木) 00:17:29 |
  3. 脱力 #-
  4. [ 編集]

 世論調査は不可能ですね。仰るとおり、さまざまな情報を総合的に分析して推定ないし判断するしかないと思います
  1. URL |
  2. 2013/06/13(木) 00:21:16 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

ロシアがアサドに衛星情報を提供したのとヒズボラの参戦が戦況を政権側有利に変えた様ですね。

オバマは偽善者だから自分の任期中は出来るだけ戦争に関りたくない。本来は米国大統領になるべきではなかった。それにロシアのカウンターパートはKGBですからね。
  1. URL |
  2. 2013/06/13(木) 03:41:02 |
  3. 道楽(どら)Q #-
  4. [ 編集]

内戦の規模が国土全域にまで拡大したこと、及び反政府勢力の活動が長期にわたり活発なことは少なくともアサド政権側の装備及び権限(非常事態なので、国家権力はかなりの部分において自由な行動ができるはずです)の有利をある程度相殺するまでに民衆の間に反政府勢力の基盤がある証左としか考えられないのですが。私としては、内戦による国土の荒廃、生活基盤の崩壊による疲弊が現れてきたのかな?と感じました。アサド政権統治が独裁であることには変わりなかったものの、内戦状態よりは平穏な生活を送ることができたのに、というような感じですかね。個人的には戦局打開のための具体的道筋が見えない中で反政府勢力の活動が良からぬ方向に進んでいるのを否定はしませんが、それがアサド政権の所業を正当化するものだとはとうてい思えません。
  1. URL |
  2. 2013/06/13(木) 21:44:37 |
  3. AJAX #-
  4. [ 編集]

 米国大統領は米国民の利益のための職務とすれば、オバマの知らんぷりもしかたないかもしれません。が、シリア国民にとっては本当に不運。マケインあるいは、せめてヒラリーだったらと思うと残念です
  1. URL |
  2. 2013/06/14(金) 03:56:48 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

 泥沼化ですから、「もっとゆっくり現実的にやっていれば」という意識が広がっているのは事実だろうと思います。また、私の個人ルートのある中部、南部ではあまり聞かないのですが、外国メディアの取材では、北部ではたしかに半年ちょっと前くらいから、イスラム過激派や反政府軍の中の一部のチンピラの評判がよくないです。
 ただ、仰るとおり、元凶がアサドであることは自明のことで、シリア国民のほとんどが(アサド政権陣営でさえ)、「アサドのせいだ」と考えていると思います。
  1. URL |
  2. 2013/06/14(金) 05:07:10 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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