ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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したたかな戦略・戦術を要する対北朝鮮&中国

 北朝鮮問題で日本ではすっかり核ミサイルの話が消え、拉致問題一色な感じです。拉致問題はむろん最重要問題のひとつであり、全力で対処すべきものですが、今のタイミングで北が仕掛けているのは、以前書いたように核ミサイル問題からの争点外しの工作と思われますので、そこは自覚して対応すべきと思います。
 北朝鮮は韓国へも似たような争点外しをやっていますね。
▽北朝鮮、韓国側に協議提案 工業団地の再開など(CNN日本語サイト)
▽コメント北朝鮮、南北当局会談を提案 韓国、受け入れ表明(産経)
 先月中国を訪問した崔竜海が6者協議の再開の意向を匂わせたのも、同様でしょう。
 ですが、こうしたニュースに隠れた本丸はこちらです。
▽北朝鮮、来月にも核施設を再稼働か—衛星写真から分析(ウォールストリートジャーナル日本版)
 これに対して韓国国防部報道官は「もう少し時間はかかりそう」との見解を公表していますが、いずれにせよ北朝鮮は着々と核戦力増強に向けて動いています。

 ところで、中国との尖閣問題でも、したたかな戦略・戦術を要求される局面です。
▽尖閣棚上げ論で中国、関係打開へ揺さぶり
 野中氏の「角栄から棚上げと聞いた」発言をめぐって騒ぎになっていますね。公式にはそういうことではないのでしょうが、当時は事実上の棚上げ(でも実効支配は日本側)ということでしょう。
 ということで、にわかに「中国は棚上げ継続を望んでいる」かのような見方も出てきていますが、甘いと思います。
▽中国監視船2隻、尖閣沖の接続水域を航行(読売)
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  1. 2013/06/06(木) 16:38:19|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

 石平氏の見立てによれば,これは単なる米中会談対策に過ぎない,と.

「石平(せきへい)のチャイナウォッチ」
2013/06/07 軍幹部「尖閣棚上げ発言」の狙い
http://archive.mag2.com/0000267856/20130607110721000.html
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 02:35:33 |
  3. 消印所沢 #-
  4. [ 編集]

 なるほど。そういう面もあるかもですね。相手のせいにして、着々と実をとりにいく・・・ありそうですし、なかなかうまいやり方ですね。
  1. URL |
  2. 2013/06/11(火) 12:38:37 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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