ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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早急に必要なシリア反体制派への武器供与

 シリアでは追い詰められたアサド政権軍がさらに無差別な住民殺戮を続けていて、日々多くの犠牲者が出ています。
 その象徴的なものが化学兵器使用ですが、その影響でほんの少し米政府が動きつつあります。
▽反体制派支援強化へ 対シリアで米政権(産経)
▽米、シリア反体制派へ武器供与を準備…米紙報道(読売)
 シリアの事態はもはや、話し合いで平和的に収拾できるレベルを完全に超えています。結局、政権打倒しか解決策はありませんが、今の状況では、それが成立するまでにさらに何万人もが殺害されることになります。
 この犠牲者を少しでも少なくする唯一の方法は、反政府軍に武器・弾薬を充分に補給し、軍事力で政府軍を圧倒することしかありません。人道的な観点からも、早急な武器支援が必要なわけです。
 人の命を助けるために、武器を送る・・・こうした矛盾は、平和な国に暮らす人々にはなかなか実感できないことだと思いますが、現実です。

シリア潜入取材を何度かされているジャーナリスト・桜木武史さんがシリア情勢に関するブログを始められました。
▽TAKESHI SAKURAGI NEWS BLOG
 やはり現場を知る人の視点はたいへん参考になります。シリア情勢に興味のある方は必読です。

また、下記はシリアの最前線で「戦場観光旅行者」として外国プレスにも登場したことのあるトラック運転手・藤本敏文氏のFBページ。
▽藤本敏文氏FB
 一般的な目線がいいですし、観光旅行者と自称していますが、写真も映像も興味深いものがあります。
 どちらの方にも言えますが、情報というより現実の感覚を知るには、現場報告者の見聞はたいへん参考になります。
 他にも、欧米のジャーナリストによる取材報告や、SNSで国内から発信される情報も、いまや山のようにあります。シリア情勢に興味のある方には、そうした見聞情報を丹念にフォローすることをお薦めします。いまだに国営通信社発表を真に受けて「反体制派こそテロリスト」と盲信している方を散見しますが、どうにも・・・
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  1. 2013/05/01(水) 20:16:02|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<アサド政権による組織的な民族浄化はじまる | ホーム | 5月17日・講演のお知らせ>>

コメント

はい?
武器渡したらもっと荒廃させようぜってことだよね?
しかも 反体制派に? 化学兵器を無差別に使用した側に供給するの???
ええと? アサド政権側がテロ組織と戦っているのに、テロ支援してんの?
なにそれ・・・
武器の輸出入なんて、国際条約で禁止されてるだろ? おいおい・・・どうなってんだよ。
いやいや 国営通信社発表を真に受けても何も、 普通に「反体制武装集団」だろ?
デモやら、世論やらじゃなくて、完全にテロ組織で、どうにも見方も何もねぇじゃん。。。まんまだろ?
アサド政権がなにしたっつーのよ 反体制派が無差別化学兵器テロしたのは周知の事実で、その直後、「政権が化学兵器使用した(決め付け) シリア空爆する」
って言ったのアメリカだよね? 何がどうしてそうなった? 
日本で言えば、オウム真理教がサリン播いたら、「日本政府がサリンまいた、空爆だ」って即決め付けたのと同じだろ?
わけわかんねぇよ。 なんでいきなりアメリカが イラクのときよりひどいきめつけしてんだよ。
しなきゃいけないほどに、反政府テロ組織を支援してたってことだろ? 内紛あおりつづけてんだよね?
難民が出てんだろうが、「助けが来るって待ってる民衆」じゃなく、「悪がのさばる><」って逃げ出してる民衆がすべてを物語ってんぞ。
くそみてぇな プロパガンダに加わってんじゃねぇ!
  1. URL |
  2. 2013/09/12(木) 16:46:48 |
  3. 名無しの壺さん #-
  4. [ 編集]

>アサド政権がなにした

2011年の春には、デモ行動を鎮圧する際に実弾射撃や戦車、装甲車の投入が繰り返し行われ、多数の死傷者が出てましたね。3月~5月のあたりでしょうか?主要都市では大体どこでもそんな非常事態になっていた気がします。推測するに、リビア内戦の経過や、チュニジア・エジプトでの政変を目の当たりにして、当時の反政府運動は鎮圧作戦で犠牲になった人々を祭り上げて示威行動のエネルギーに転化していくことで、デモを通して政変を惹起しようと必死だったんでしょう。少なくとも反政府デモが公の場で行われるようになってから、1~2ヶ月くらいでしょうか?その間は反政府運動は(しばしば暴徒化してしまってはいましたが)専ら示威行動だったような。個々のデモの展開と帰結については全然知悉してないんで偉そうなことは言えないですけど、デモ運動が単なる示威行動の段階であるにもかかわらず実弾がデモ隊に向けて発砲された事例も多数あるんじゃないですかね(少なくともそれを示唆する映像はあったりしますね)。そういった状態が続くうちに、軍の側からも離反者がポロポロと出て、散発的に(いわゆる「テロ」も含めた形でしょうが)政府軍に対する武装闘争が展開するようになったのが内戦の初期状態。暫定的に反政府武装闘争を組織化(しようと)する形で自由シリア軍が発足したのがその年(2011年夏、山本美香さんが亡くなるちょっと前)だったと思います。山本美香さんが亡くなられた時点で既にシリア軍は空軍まで出動させてましたし、完全に戦時体制に移行していたんじゃないですかね。当時はアル・ヌスラの名前なんて主要メディアでも出ておらず全然聞いたこともなかったんですが…しかし、戦闘機による空爆や、砲兵による市街地への射撃とか、

言っちゃアレですが、天安門事件みたいなことになっちゃってたのを、それをして「何かしたの?」って言うのは流石にどうかと思うのですよ。
  1. URL |
  2. 2013/09/12(木) 23:37:05 |
  3. AJAX #-
  4. [ 編集]

もともとアサドシンパの人が書かれたものや、シリア政府系あるいはロシアやイランのメディアをもとに書かれたネット情報などを信じている人が日本にはそこそこいらっしゃることは承知しています。
そういう人にとっては、アサド政権は善で、反体制派は悪ですから、悪を擁護する私のような存在はヒトデナシに見えるのはしかたありません。
 要するに、そんなノイズ情報を凌駕するだけの情報発信を私が2年半前から出来ていればよかったのですが、私の力不足からなかなかうまくできませんでした。
 とくに、せっかく独自の情報源がありながら、親族のセキュリティの問題から、情報源の背景について秘匿せざるを得なかったため、説得力を持つことができなかったのが残念です。
 ですが、今回のJBPRESSでの反響などを見ると、情報源の背景を明らかにしたことで、ある程度は説得力のある情報発信ができたのかなと期待はしています。
 誤情報を盲信している人には通じないでしょうが、一般の方には、ということですが。
  1. URL |
  2. 2013/09/13(金) 00:12:58 |
  3. 黒井文太郎 #-
  4. [ 編集]

複数ネームは立て続けに古いエントリーから書き込み(笑)。ネーム変えても同じ行動パターンですぐバレル。頭隠して尻隠さず(笑)。でも、何でネーム変えるの?

黒井先生に嫉妬か構って欲しい愉快犯かと思ったら、一応熱心に古いエントリー読んで研究する訳だ。真面目に主張があるなら理路整然とした方が説得力があると思うが。

普通は挨拶から入るのに半年前のエントリーの感想を理論破綻した乱文でやっぱりA(ho)層の限界か。

どうせ聞く耳持たずに同じ事をグルグル繰り返す訳だから
自分でブログ書いたら。『極左アサド・シンパの告白』とか『赤軍二世の独り言』とか(笑)。

「AJAX」氏も大変人が良いがこの複数ネーム(名無しの壷)はマトモに人の意見を聞く奴じゃ無い。普通に考えて
「アサド政権がなにした」何て言わんでしょう。


それって、

「スターリンが何した」⇒被害妄想から自国民二千万人粛清
「毛沢東が何した」⇒七千万人大殺戮
「ポルポトが何した」⇒カンボジアで二百万の頭骸骨を残した
「金日成・正日親子が何した」⇒朝鮮戦争で二百万と餓死で三百万の朝鮮人を殺した「英雄」

のレベルの話。

アサドは何したって?たった十一万人しか殺して無い?ウムム。比較的人道主義的かな。
  1. URL |
  2. 2013/09/13(金) 08:51:42 |
  3. 道楽(どら)Q #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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