ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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なし崩しの核武装既成事実化とさらなる核・ミサイル実験を続けたい北朝鮮

 本日、TBS「朝ズバ」にてスタジオ出演させていただきました。時間がなくて言えなかったことを補足。

 金正恩政権の身になって考えてみますと、彼らが今いちばん狙いたいことは、「核武装のなし崩しの既成事実化と、今後の核・ミサイル実験継続へのフリーハンド」ですが、そのために今のような口喧嘩を過熱させてどうしたいのか?と考えてみます。
 アメリカの出方次第ですが、仮にアメリカが「北朝鮮もどうやら中距離核ミサイルを持った」と考えてくれた場合、実際に戦争になっては米韓側も困るだろうから「国際社会での非難がフェードアウトし、核ミサイル武装がなし崩しに既成事実化する」ことが期待できます。パキスタンのような立場になって、このままずるずると核ミサイル武装強化(要するに対米本土核戦力を持つこと)を追及できる環境が出来るかもしれないとの期待です。
 逆に、アメリカ側がさらに軍事圧力を強める・・・たとえば先に局地限定で手を出した(出してくれた)場合、北朝鮮は「アメリカに侵略された」と声高に主張し、自衛手段との名目で、さらなる核・ミサイル実験に結びつける口実になると期待できます。
 となると、北朝鮮は、自分から実弾を発射しないかぎりにおいて、どちらに転んでも現在の四面楚歌状態を脱する突破口となると考える・・・・そんな理屈が国際社会で通るとも思えませんが、北朝鮮がそう期待している可能性はあると思います。
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  1. 2013/03/28(木) 13:59:14|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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