ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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日本企業の情報力

 昨日の『日刊スポーツ』にコメント採用していただきました。また、明日発売の『週刊エコノミスト増刊号』に寄稿しました。また、同じく明日発売の『週刊ポスト』にデータ提供し、コメントも採用していただきました。

 ところで、日本の情報力強化について意見を求められる機会がいくつかあったのですが、▽地元公安当局との人脈構築 ▽地元の欧米系企業&欧米情報機関の出先とのコネ強化、といったところかと思います。
 ただ、それも限界があります。今回の事件に関していえば、たとえば日本政府より日揮などの進出企業のほうが情報持っていますし(大使館はむしろ日本企業から情報を得ています)、何より最強の情報力を持っていたはずの英BPでさえ予期できなかったわけですから、たとえ日本企業や日本政府が多少の情報力強化策を採用したとしても、防げるレベルのテロではなかったかもしれません。

 それと、これはあくまで一断面の話なのですが、以前、ある人からこんなことを聞いたことがあります。
「昔は日本の企業は自ら危険エリアに赴いて情報を集め回っていたし、現地に詳しい日本人を現地採用で雇用して情報収集やウラ工作に当たらせてきた。今はほとんどそういう方面は現地のコンサルタント、あるいは欧米系のコンサルタントの出先に任せているので、ウラ情報に強い日本人がめっきり減った」
 もちろん実際にはまだまだ様々な地域で様々な日本人が活躍されているのでしょうから、一概には言えないでしょうが、全体的には確かにそういう傾向は否めないと思います。
 そういえば、確かに昔は、街中で拳銃を携行しているような謎の日本人ビジネスマンを何人も見かけたことがあります。本来なら、そういう人がたくさんいれば、「日本人」の対外情報力も底上げされるように思います。
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  1. 2013/01/28(月) 00:07:57|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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