ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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空爆の跡

「内戦」というと、A軍とB軍が戦っているイメージですが、シリアの場合は、B軍はA軍を攻撃しますが、A軍はB軍を攻撃すると同時に、一方的に国民を殺戮しています。
 A軍は権力者が国民を強制的に徴発して作った独裁者私兵軍で、B軍はA軍から脱走した良心的な兵士たちと、一方的に殺害され続けてきた国民の地元有志が「生存」のために結成した志願国民軍です。
 B軍は国民を守ろうとしていますが、独裁者だけを守るA軍は戦闘機や戦車、大砲を多数持っていて、まったく躊躇せずに国民を攻撃するので、防ぎきれません。
 下記は30日のダマスカス近郊での爆撃跡。自国民によくこんなことができるなと思いますが、それが「国民は権力者一人のために存在している」という独裁の本質なのですね。

▽政府軍による市街地破壊の跡
1031SR1.jpg
 居住地への空爆による凄まじい破壊の痕跡です。ドゥーマ。30日。

▽同上 その2
1031SR2.jpg

▽同上 その3
1031SR3.jpg

▽同上 その4(死体の掘り出し)
1031SR4.jpg

▽同上 その5
1031SR5.jpg
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  1. 2012/10/31(水) 09:38:38|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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