水曜日の『夕刊フジ』にコメント採用していただきました。
また、現在発売中の『週刊新潮』にもコメントを採用していただきました。
また、月、火、水曜日のTBS「ひるおび」でスタジオ呼んでいただきました。
また、火曜日のテレビ朝日「モーニングバード」で文字コメントを採用していただきました。
以上、いずれもシリアで日本人の方がイスラム過激派「イスラム国」に拘束された件です。厳しい状況だけに、発言には細心の注意をしなければならず、どれだけ「視点」を提示できたかわかりませんが・・・。
それにしても今回の件は、SNS経由で第一報が飛び込んできてから、あっという間にネットで情報が飛び交いました。ご本人がご自身でネットにご自分のことを詳細に公表していたのに加え、イスラム国関連のサイトやSNSが公開で情報のやりとりをしていたからです。
事件が事件だけに、マスコミ各社は情報の発信にやはり細心の注意を払っていましたが、結果的にネットとメディア報道の情報レベルに、圧倒的な格差が生じました。やはり時代が変わってきたのだなと実感しました。
また、現在発売中の「SAPIO」にコメント採用していただきました。中国サイバー部隊の関連です。
また、先週土曜日、ニコニコ生放送の討論会に参加させていただきました。
▽これからの「戦争」の話をしよう~最新軍事テクノロジーと未来の戦争(ニコニコ生放送・終戦特別企画)
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- 2014/08/23(土) 14:55:18|
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7月26日、TBS「ニュースキャスター」にVTRコメント採用していただきました。ウクライナのマレーシア機撃墜の件です。
ウクライナ関連では、「週刊朝日」今週号に「マレーシア機撃墜事件で窮地に陥ったプーチン」という記事を寄稿。さらに、「週刊新潮」先週号、「週刊現代」今週号でも、コメント採用していただきました。
上記「週刊朝日」記事でも触れたのですが、マレーシア機撃墜事件の後も、ロシアの親ロシア派支援はますます強化されています。プーチンは同事件で親ロシア派と距離を置くのではないかとの見方が専門家筋でも当初は強かったのですが、プーチンはあくまで強気ですね。
もちろんプーチンは「ロシアはウクライナに軍事介入なんかしていない」とのタテマエを崩しませんが、どこまでもそれで乗り切ろうということかもしれません。そのあたりの「タテマエ使い分け&強硬政策」ではプーチンにブレは見られません。
この点に関して、英誌「エコノミスト」がなかなか辛辣な分析記事を掲載。JBPRESSが訳しています。
▽ロシアとMH17便と西側:嘘の網 要するに、「プーチンは嘘つきだ」ということですが、リアルな状況判断が最重要なインテリジェンスの観点からは、この「嘘つき度」の判定は非常に重要になります。
どの国家機関も、どの指導者も、すべての情報を正直に開示するわけではありませんが、欺瞞のレベルには大きな違いがあります。欺瞞に対するそれぞれの国の許容度に違いがあるわけで、たとえば民主国家ほど、国家機関や指導者が嘘をつくことには「リスク」という大きな壁があります。
そういった意味では、たとえばオバマとプーチンの言葉を同等に信じるなどという行為は論外です。どちらにも欺瞞はあるだろうということを前提として、欺瞞のレベルの許容度には大きな差があるからです。
メディアも同じで、たとえば政府の強い管理下にあるロシアのメディアと、西側主要国の国際的なメディアを同列に扱うのは論外です。
むろんロシアのメディアでも、情報として有意なものはありますから、それを丹念に拾うことは重要ですが、欺瞞の存在には常に留意する必要があります。今回のマレーシア機撃墜事件などは、その典型例といっていいでしょう。
もちろんだからといって、アメリカやイギリス発の情報がすべて正しいというわけではありません。政府も報道機関も、間違いはいくらでもあります。アメリカ政府機関とて、すべてお見通しというほど、世界情勢は単純なものではありません。
たとえば、「アメリカの陰謀」で世界の動向をみるというのは、国際関係のビギナーがよく通る道ですが(私自身、学生時代にずいぶんのめりこんだことがあります)、たいていは根拠の希薄な過大評価です。
また、「西側メディアは信用できない」という考えも、メディア情報を疑うこと自体は間違っていませんが、だからといって他の陣営のメディア情報を優先するというのは、少なくとも私の経験則から言うと、たいていの場合おかしなことになってしまいます。
さまざまな情報源からの情報を取捨選択し、付き合わせるのが必須ですが、情報源の信用度もそこでは検討材料とすべきです。
ところで、現在発売中の「月刊宝島」に記事3本を寄稿しています。いずれも中国との関係における自衛隊と米軍の話です。
また、「週刊ポスト」今週号で、新保裕一さんの新刊「アンダーカバー」の紹介企画記事に、私のインタビューも採り上げていただいています。日本人IT長者、女性テレビ記者、イギリス人麻薬捜査官の3人を主人公にした小説です。
ところで、「AERA」先々週号でコメント取材を受けたことを、前エントリーにて紹介しました。徴兵制に関することで、私としては全否定コメントをしました。なので、ボツかもしれないと予想していたのですが、採用されていました(現物を見ていないのですが、ネットに出ていました)。
▽「召集令状っぽいのがきた」 ネットで「徴兵制」への不安 こちらは私の「徴兵制全否定コメント」も採り上げていただき、過大な煽りもなくまとめられていますが、それとは別に、日本のメディア報道では、この徴兵制とか、例のオスプレイの話とか、あるいは「集団的自衛権行使容認で日本は戦争出来る国に!」とかいった極論をしばしば散見します。べつに極論があってもいいとは思うのですが、日本の問題は、極論を主張するメディアの発信力がどうもバランス上、強すぎることだと思っています。
その多くは誤解によるものなので、それを機会があれば是正したいというのは、私のような稼業の職務でもあるわけですが、なかなか苦戦しています。
ただ、実際に接触する記者さんやディレクターさんには、いろいろ話をさせていただくなかで、理解していただくことも多々あります。少しでも誤解払拭のお手伝いができれば嬉しいのですが。
最後に、当ブログのテーマとは直接あまり関係はないのですが、SNSで知ったこのインタビュー記事が、たいへん面白かったのでご紹介。賛否両論あるでしょうが、思わず笑っちゃうところもありました。
▽ネトウヨは、卒業することを知らない 湯浅誠×やまもといちろう リベラル対談(前編)(東洋経済オンライン)
- 2014/08/02(土) 07:55:42|
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