ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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テポドンよりも警戒すべきは核

 テポドン問題について、本日のTBS「ひるおび」にて電話コメントを採用していただきました。
 また、同問題について、JBPRESSに寄稿しました。
▽北朝鮮の核ミサイルに日本が狙われる日 ~テポドン再発射は核実験への布石か?(JBPRESS)
 北朝鮮がけしからんのは勿論のことですが、あちら側の視点で諸々考えてみました。テポドンよりも、やはり警戒すべきは核ですね。詳しくは上記リンクを是非どうぞ。
  1. 2012/12/04(火) 01:09:33|
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ダマスカス戒厳

 ようやくネットが復旧し、シリアの親族たちと連絡がとれました。
 現在、ダマスカスのかなり広範囲で、政府軍が厳戒態勢で検問を敷いており、ほとんど外出する人がいなくなっているとのこと。これまでダマスカスの中心部だけは比較的平穏で、経済活動も続いており、人通りも絶えなかったのですが、本日はあちこちの通りが人っ子ひとりいない状態。これまでにない緊張感が街全体を覆っているようです。
 ほんの数日前まで、少なくとも女性と子供は比較的安全に近隣の町を含めて移動できたのですが、今は非常に難しくなっています。
  1. 2012/12/02(日) 21:59:38|
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18年前のフィリピン航空機テロ

 明日12月3日(月)21:00から、テレビ東京『実録世界のミステリー』に、VTRコメントでちらりと出させていただく予定です。テーマは1994年のフィリピン航空機テロ事件。日本人の乗客の方1名がなくなられています。
 あのラムジ・ユセフが実行した事件で、後の9.11テロに繋がった重大な事件なので、興味のある方は是非どうぞ。
  1. 2012/12/02(日) 09:40:12|
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北朝鮮衛星発射は12月10~22日

 速報です。北朝鮮が衛星を12月10日~22日の間に打ち上げると発表しました。通例では1か月以上前に発表するので年明けになると思っていたのですが、ずいぶん早いですね。
 4月の打ち上げ失敗の際も打ち上げ決行日予想がずいぶん話題になりましたが、原則的には初日にスケジュールを合わせてきます。残りの期間は予備日ということですね。なので、今回ももっとも可能性が高いのは10日ということになりますが、さすがにちょっと急な気がします。
 ところで、韓国では12月19日に大統領選がありますが、韓国の報道とみると、それとの関連を示唆する報道が多いです。ただ、それでどういう狙いが考えられるかといえば、それほど説得力のある解説はないようです。
 注視すべきは、やはり核実験とのリンクでしょう。アメリカ政界はオバマ政権も第2期なので、それほど影響はありませんが、韓国政界がドタバタしている間に仕掛けてくるのかどうか。そこが問題です。

 ところで、つい先日、NHKの深夜のニュース番組で、この問題についてツイッター(だったように思いますが、ちょっとうろ覚え)で意見を募集していたのですが、「騒ぐのは北朝鮮の思う壺」「無視すればいい」との意見が結構ありました。
 これはおそらく、よくテレビ解説などで「北朝鮮は援助を引き出したり、アメリカに相手にしてもらうことを狙って、外交カードとして挑発行為をしているにすぎない」との話が出るので、それを念頭に置いた感覚なのではないかと思います。
 ですが、仮に無視するとすれば(核実験も含めてですが)、北朝鮮は最短時間で核ミサイル武装を実現化します。無視すれば、北朝鮮的にはむしろありがたい話になると思います。
  1. 2012/12/01(土) 18:20:06|
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反政府軍、アレッポを広範囲(85%?)に制圧

 国営シリア・アラブ通信(SANA)あたりによれば、政府軍が自由軍を各地で殲滅していることになっていますが、実際には、たとえばアレッポは、ほぼ自由軍が制圧しつつあります。
 自由軍自身は「アレッポ市内の85%を制圧した」と発表しています。当然誇張があるでしょうが、実際に現地を取材しているCNNの取材チームが、アレッポの激戦跡地を広範囲に自由軍が制圧し、市民生活が再開されてきている様子を確認しました。まあ、SANAとCNNのどちらの情報が信憑性が高いか?ということですが、考えるまでもないですね。
▽Syrian rebels begin to challenge al-Assad's command of skies(CNN)
 ただし、空爆、砲撃による無差別攻撃は、今後も激しく行われることが予想されます。自由軍は対空兵器を入手していますが、まだ質・量ともに充分とはいえません。政府軍側も「戦闘機パイロットなどの家族を人質にとって、命令に逆らえないようにしている」(亡命者証言)状況なので、まだしばらく戦闘は続くものと思われます。

 ところで、11月29日の国連安保理会合で、ブラヒミが「強力なPKFを派遣せよ」と報告しました。彼によれば、シリア問題の解決策は「アサド退陣」「反体制派の軍事的勝利」「安保理主導の停戦」の3パターンしかあり得ないとし、このままではシリアはソマリアのような破綻国家になることや、ロシアが煽る「シリア人自身による和平」は不可能であるといった判断を述べています。
 ここまでは、私もほぼ同意です。ただですね、ブラヒミがベスト・ウエイとする安保理主導の停戦が実現できるかどうか、まったく楽観する気になれません。
 ロシアが乗るかどうかという点はもちろん大きいですが(中国は、もしもロシアが乗ればそれまででしょう)、それより何よりバシャールが乗らないでしょう。
 現時点でのブラヒミのプランだと、アサド政権と反体制派の双方から構成される暫定政権をいったん樹立し、そこから民主化プロセスを行うという6月の関係国外相級会合共同声明を基盤としていますが、バシャールは安保理決議があっても実際には停戦する気はないと思います。なぜなら、停戦⇒民主化⇒失脚⇒犯罪者⇒死刑という道が待っているからです。
 免責特権を約束するという手もありそうですが、バシャール自身の脳内に「約束」という概念が欠落していますから、そんなものを信用することはないでしょう。
 結局、ブラヒミの3パターンで、実現性があるのは「反体制派の軍事的勝利」のみです。これが目前になった最終段階で他の2つをバシャールが自身の延命のために呑む可能性はありますが、実質的には「反体制派の軍事的勝利」だけでしょうね。
 もっとも、ブラヒミだの安保理だのがチンタラやっている間に、自由軍がどんどん自らの力で状況を打開しつつあるのは、冒頭に書いたとおり。実際、「シリア人自身による革命」が進行中です。

(追記)
 本日発売の『選択』をパラ読みしていたら、「シリアは喰い物にされている~米欧は格好の武器消費地として」と題する記事があって、思わず脱力してしまいました。フランスとイギリスが反体制派を支援しているのは、戦乱を故意に拡大させて武器を売り、ギリシャで損した分を稼ぐためだそうです。ネットとかにはそんな妄想もあるのかもしれませんが、ここまで来るといやはや何とも・・・(以下自粛)
  1. 2012/12/01(土) 14:50:59|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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