ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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『実録 陸軍中野学校』

 本日、私が原作を担当させていただいた諜報戦史マンガ『実録 陸軍中野学校』(扶桑社spa!コミック)が出版となります。作画は前作同様、格闘技劇画で知られる峰岸とおる先生です。
→アマゾン
→セブンネットショップ
 本作品は中野学校1期生のひとりをモデルに主人公を設定し、「中野学校の訓練」「上海での諜報戦」「南方工作」の3本立てとなっています。
 中野学校の生みの親ともいえる岩畔豪雄、初代教官の秋草俊・福本亀治・伊藤佐又、(中野学校正規の)2代目校長の田中隆吉、謀略の神様と呼ばれた土肥原賢二、参謀本部宣伝謀略課長の臼井茂樹、登戸研究所長の篠田鐐、松機関の岡田芳政と阪田誠盛、梅機関の影佐禎昭と晴気慶胤、里見機関の里見甫、児玉機関の児玉誉士夫、女スパイの川島芳子と鄭蘋如、中国マフィア「青幇」の杜月笙、K機関の小日向白朗、テロ組織「ジェスフィールド76号」の丁黙邨と李士群、F機関長の藤原岩市、南機関長の鈴木敬司、タイ駐在武官の田村浩、インド独立派のプリタムシンとモハンシン、日本人匪賊のハリマオ(谷豊)、第25軍司令官の山下泰文、作戦主任参謀の辻政信、光機関長の山本敏、インド独立派最高指導者のチャンドラ・ボースなどなど、旧日本軍の特務工作に関わった主な実在の人物が続々と登場! 盛り沢山の内容になっています。

 今回の作品は、昨年出版しました『大日本帝国 満州特務機関』(→セブンネットショップ)の続編となっています。前作と合わせて、ぜひよろしくお願いいたします。全国のキオスク、コンビニ、書店もしくはネット通販にて販売です。
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  1. 2010/06/23(水) 12:37:32|
  2. 著作・メディア活動など
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南アフリカ最新・最深ルポ

 時節柄、当ブログのアクセスはますます「南アフリカ 治安」のキーワードで検索していただいた方が増えています。その方々にぜひお勧めします。
 本日発売の『軍事研究』に、フォトジャーナリスト・久野武志氏の南アフリカ最新・最深ルポが掲載されています。アフリカ大陸25カ国の取材歴がある歴戦のジャーナリストですら、3ヶ月の滞在で3回の路上強盗にあったということです。これから南アフリカに行く予定の人はぜひご一読を。
 同誌にはまた、ジャーナリスト・村上和巳氏の「日本人誘拐事件の傾向と対策」という記事もあります。今夏に海外旅行に行く予定の方は、こちらも必見です。→軍事研究
  1. 2010/06/10(木) 13:58:52|
  2. 未分類
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北朝鮮動向

 昨日発売の『週刊現代』記事「北朝鮮と韓国、もし戦わば~金正日の軍隊『ソウル特攻』を狙う」に、コメントを採用していただきました。
 その他にも哨戒艦撃沈事件に関連しては何件かの取材を受けましたが、「鳩山辞任」でぜんぶ飛んでしまいました。ちょっと残念ですが、ネタの注目度が違いますから、これはしかたがありません。
 その間、韓国の選挙で与党が敗北したこともあって、南北間の緊張は小休止状態ですが、北朝鮮国内ではいよいよ後継問題が大きく動き出した気配です。
 6月7日、平壌では異例となる今年2回目の最高人民会議が開催され、前回欠席の金正日が出席し、彼の提議によって、張成沢国防委員・党行政部長が、国防委員会副委員長に昇格しました。政権ナンバー2確定ですね。これによって、張成沢を後見人とする金ジョンウン後継が、公式な日程に上がってきたということでしょう。
 その一方、北朝鮮ではここのところ、有力幹部の死亡が相次いでいます。
 たとえば、昨年12月24日に報道されたところでは、江原道党委員会責任書記で最高人民会議代議員の李哲奉(78)が、交通事故で死亡したと伝えられました。
 また、今年3月18日には、韓国・聯合ニュースが、「朴南基・労働党前計画財政部長が、デノミ政策の失敗の責任をとらされて銃殺された」と報じました。その後、このニュースの確認はとれていないようですが。
 4月26日には、党書記局の筆頭部署である組織指導部の軍事担当第1副部長で(同部は実質的に金正日が直轄しており、部長ポストは空席)、党中央軍事委員会(委員長は金正日)委員も務める李容哲(81)が心臓麻痺で死亡しました。李容哲はもともと軍高官出身で、80年代には党の海外諜報工作機関「対外情報調査部」部長も務めていたとみられる人物です。金正日の古参の最側近のひとりで、金正日の軍視察にしばしば同行してきた人物でもあります。
 つい先日の6月2日には、やはり最古参の金正日側近のひとりである党組織指導部の党中央組織担当第1副部長・李済剛(80)も交通事故で死亡しました。もともとは金正日の次男・金正哲の後見人的立場にあった人物とみられ、かつて長男・金正男を支援していた張成沢とはライバル関係にあったようです。そのため、この李済剛急死については、「暗殺じゃないか」といった陰謀論も出ていますが、根拠はまったくありません。
 
 その他、金正日は今年4月、将官級の軍人およそ100人という、これまで例をみないほど大規模な一斉昇格を行いました。なかでも注目されるのは、昨年11月の黄海での軍事衝突の責任をとって大将から上将に降格処分されていた金明国・人民軍総参謀部作戦局長(70)が再び大将に昇格したことです。もともと金日成の側近から金正日の側近となった人物で、かつても作戦局長を務めていたのですが、その後、第108機械化軍団司令官、第5軍団長を経て、2007年に作戦局長にカムバックしていた人物です。
 軍ではその他にも、チョン・ミョンド海軍司令官が、上将から大将に昇格しています。韓国哨戒艦撃沈事件の責任者が昇格したわけですね。
 いずれにせよ、北朝鮮から流れてくるこうした情報からは、デノミ政策の失敗などの経済的大混乱のなか、独裁者がなんとか政権を安定させ、世襲を円滑に実施したいという流れが見て取れるように思います。
  1. 2010/06/08(火) 13:11:19|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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