ワールド&インテリジェンス

ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です)

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いわきと農民文学

 私の故郷は福島県いわき市の平という町です。今は「いわき市」といえば、なんといっても原発事故の現場の近所ということで有名になってしまいましたが、もともと全国的には常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾート・ハワイアンズ)以外にとくに知名度もない地味な町でした。地元で大きな会社といえば呉羽化学(現・クレハ。メイン工場がある)やアルパインなどで、他にも海岸部を中心に化学工業などもありますが、もともとは炭鉱、漁業、農業の土地でした。
 そんないわきではその昔、大正末期から昭和前期にかけての貧しい時期に、農民文学のグループがありました。中心にいたのは小川町出身の詩人・草野心平です。カエルにまつわる詩を多く残し「蛙の詩人」と呼ばれていた人物です。
 この草野の周辺にいたのが、詩人の猪狩満直や三野混沌、作家の吉野せいなどです。
 北海道開拓の経験があり、詩集「移住民」などがある猪狩は、好間町出身ですが、実は私の縁戚にあたります。といっても、叔父の婚姻による遠戚なので、直接の血縁ではありません。ただ、そんな背景があったからか、猪狩や草野については子供の頃から少し聞いていました。なお、猪狩の生家は、私の実家の隣町ですが徒歩圏内で、私の父母は叔父ともどもそちら縁戚の方々と親戚付き合いがありました。
 ところで、このグループでもっともメジャーになったのは、吉野せい(小名浜出身)ですね。彼女は三野混沌(平出身)の妻で、結婚後は長く作品を書いていなかったのですが、三野が死んだ後、70歳を過ぎてから執筆を再開し、昭和49年(1974年)に出版した「洟をたらした神」がヒットしました。ちなみに、偶然ですが、三野の生家は私の実家のすぐ近傍で、吉野の生家は私の父方の本家のすぐ近傍です。
 ということで、ほんのわずかに農民文学に人の縁があるのですが、現在に至るもそちら方面は読者としてはほとんど縁遠いですね。ちなみに農民文学ですから、当時でもいわゆる左派の系譜です。
 いわきは東北地方の田舎らしく、どちらかといえば保守王国なのですが、かつては左派もいて、もちろん農民文学とはまったく別の話ですが、「平事件」などという事件もありました。昭和24年(1949年)、共産党が警察と対立、ついには警察署を襲撃した事件です。子供の頃はのんびりした町という印象だった平ですが、戦後はアツかったのですね。もちろん私が生まれるずっと前の話ですが。
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  1. 2016/10/19(水) 19:20:12|
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人生最高の戦場スクープ?

 ちょっと前ですが、千原ジュニアさん司会のBSスカパーのクイズバラエティ「ダラケ」で、「戦場ジャーナリストダラケ」という回にゲストで呼んでいただきました(共演は常岡浩介さんと大津司郎さん)。
YOUTUBE→
▽ダラケ! シーズン6第5回「戦場ジャーナリストダラケ」
 その中で「私の人生最高の戦場スクープ」というコーナーがありました。事前にディレクターさんといろいろ打ち合わせをしたところ、こちらの記事(FRIDAY)が番組では選ばれました(人生最高というのは自己申告ではないです・笑)。
湾岸トルコ

 これは湾岸戦争時にトルコで、イラク軍の逃亡兵収容所を取材したときのものです。当時、イラクおよび周辺国では世界中からメディアが殺到していて、メディア間・メディア内での激しい競争がありました。そんななかで、単独で独自記事を作らないといけないということで、いろいろ考え、現地で試行錯誤を重ねて取材したものです。
 番組では、この記事のギャラがクイズになっていて、答えが25万円だったのですが、この取材はFRIDAY誌の経費全額支給の特派アサイメントで、この週だけでなく4週+増刊で記事・写真を使用していただき、さらにファーストルック後は他メディアでも流用可にしていただいたので、トータルではなんとかそこそこのギャラは入りました。
 たとえば、そのひとつがこちら。
湾岸イスラエル
 こちらもFRIDAYですが、実はこれですね、自動車専用高架道路から望遠で隠し撮りしたものです。なにせイスラエルですから、撮影中にテロリストと誤認されて射殺されてもしかたないですね。いま考えると無謀ですが、当時は若かったですからね。反省です。
 もっとも、本当はこれよりも、このときのイスラエルの取材では下の3つの写真のほうが自分としては気に入ってます。
湾岸3

湾岸1

湾岸の2
 これらはスカッドミサイルの被弾現場なのですが、イスラエル軍はすぐに現場を封鎖して立入禁止にしてしまうので、その前に現場にいち早く到着し、封鎖される前に素早く撮影する必要があります。当時はやはり多くの報道陣がテルアビブに集結していたのですが、こうした場面を撮ったカメラマンは少なかったはずです。

 ところで、自分としてはどちらかというとやはり写真作品として、これらより思い入れの強いものがあります。
 たとえば、こちら。
モスクワのデモ3
 こちらもFRIDAY。まだソ連時代、反逆児エリツィンが台頭しつつある頃の写真です。これ自分ではかなり気に入ってます。撮影・発表のタイミングも含め、報道写真という観点では自己ベストと思っています。
 ただ残念なことに、これのオリジナルフィルムを紛失してしまいました。当時、海外からフィルムをあちこちの編集部に送りっぱなしだったり、預け先がバラバラだったりしたので、紛失した素材がいくつもあります。上の写真は掲載誌面の複写です。
 それから、いわゆる報道写真とばちょっと毛色の違うネタ写真のなかでの自分のお気に入りはこちら。何人か要人の写真もニュース素材として撮影したことがあるのですが、カンボジアで撮影した写真です。
カンボジア護衛
 こちらは「週刊文春」です。右が有名なシアヌーク殿下(当時。後に国王)ですが、この写真の主役は左の人物。シアヌークの盟友だった金日成がシアヌークのプライベートの護衛に送り込んだ北朝鮮人ボディガードです。
 実は当時、ケビン・コスナー主演「ボディガード」が大ヒットしていて、そのパロディみたいな構図を狙いました。
 こんな感じです。
992TBG_Kevin_Costner_095_20160520141524ab5.jpg
 ところでこのときは自衛隊の初の国連PKO派遣ということで、日本から多くの取材者が殺到していて、やはり激しい競争がありました。なんとか頑張って他誌でも何本か記事を採用してもらいましたが、コツとしては、あまり他の人がやらないネタを狙うということでしょうか。たとえば、これは、他のカメラマンの皆さんが自衛隊に張り付いていたので、あえて文民警官を取材した記事です。FRIDAYです。
カンボジア警官
 実は他の記者さんたちが取材しなかった理由には、首都プノンペンにいる日本の警察庁の責任者が基本的にこうした個別取材を許可しなかったということもあります。それで難しいかなとは思ったのですが、現地で飛び込み取材交渉してみたら上手くいった例です。なぜそんなことが出来たかというと、警察庁責任者が現場の部下たちと連絡をほとんどしてなかったからです。当時、文民警察官の殉職者が出ていて、報道にナーバスなのはわかりますが、微力ながら彼らの活動を伝えることが出来てよかったです。

 それから、何年も前になりますが、写真誌「FLASH」の戦場カメラマン特集企画で採用していただいたことがあります。自分の写真を何点か送ったところ、編集部ではこちらを採用していただきました。
NICARAGUA88_2016052420133944c.jpg
 元は「週刊プレイボーイ」の写真ルポで使用した写真。ニカラグアの反政府ゲリラに従軍した時のものです。
 これは自分の本格的な初戦場取材だったので、思い入れはあるのですが、やっぱり自分としてはこれまでの戦場取材で最もシビれた瞬間は下のこちらですね。
bos2
 ボスニア戦争時の写真で、媒体は「週刊現代」です。
 これは敵軍の迫撃砲を受けた瞬間の兵士たちです。実はこの時、すでに自分も被弾して負傷しており、出血で意識も朦朧としていたのですが、取り憑かれたように前進して撮影していました。
 前線の取材をしていると、撃っている場面を撮影する機会はあっても、撃たれる側から撃たれた瞬間を撮る機会はそうそうありません。戦場取材経験者でも、こういう場面に遭遇した人はほとんどいないはずです。当時、いわゆる「コンバット・フォトグラファー」を目指していた自分としては、これはいちばん思い入れのある写真です。
  1. 2016/05/20(金) 15:02:27|
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IS(イスラム国)関連のテロはなぜなくならないのか

 ISのテロがイラクで続いています。イラクでは戦線でISが劣勢なので、テロにシフトしているのでしょう。
 チュニジアでIS支配地域を作ろうという蜂起がありましたが、こちらは失敗しています。
 欧米やアジアでのテロ、これは志願者次第ですが、いずれ必ず起きます。
 そんなISの動きを分析した新刊を出しました。

▽イスラム国「世界同時テロ」(黒井文太郎著・KKベストセラーズ)

宜しくお願いいたします。

目次は以下です。
《目次》
プロローグ――イスラム国(IS)の3つの戦線
第1章 パリ同時多発テロの真実
第2章 〈戦線1〉世界各地でのテロ――「十字軍」との戦い
第3章 〈戦線2〉シリアとイラクの戦場
第4章 〈戦線3〉イスラム圏での勢力拡大
第5章 イスラム・テロの系譜
第6章 「イスラム国」台頭を生んだアサド暴政
第7章 日本人も海外で必ずテロに遭遇する
第8章 イスラム・テロとどう戦うべきか

版元様から内容紹介

テロリズムは感染症に似ている。いったん流行すると、次々に伝播して模倣する者が続出する。その熱情はしばらくテロリストたちのモチベーションを扇動し、容易に収束することはない。伝染病の爆発的流行、すなわちパンデミックの現象に似ているのだ。
現在、猛威を振るっているイスラム・テロの宿主は、もちろんISにほかならない。今後、アジアを含む世界のイスラム圏、もしくはイスラム社会が存在する十字軍の国々(欧米諸国)であるならば、どこでも外国人を狙ったテロが発生するだろう、外国人がいそうな場所が必ず狙われるが、そうした場所には当然、日本人もいる。つまり、海外にいる日本人への脅威度は、確実に増している。
パリ、イスタンブール、カリフォルニア、ジャカルタ……大流行期に入ったテロリズムが世界を席巻する。次は日本か!?
  1. 2016/03/09(水) 16:50:12|
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上杉鷹山

母方の一族が米沢藩出身で、墓所もあることから、子供の頃、家族で墓参りに行ったものです。
で、当時の自分はまだご先祖様の実兄の直江兼続がそんなに有名な武将だったとは理解してなかったのですが、それより印象に残っているのは、江戸時代中期の藩主・上杉鷹山のことですね。
というのも、「上杉藩は鷹山という偉い殿様がいたのだ」ということを、子供時代からしばしば聞かされていたからです。
なんで親たちがそういうことを言うのかというと、鷹山は倹約家として有名だからです。親としては「ものを粗末にするな」との教えですね。おそらく米沢出身或いは同地に縁のある人の多くは似たような子供時代の経験があるのではないかなと思います。
上杉鷹山はもともとは日向高鍋藩主の次男に生まれ、上杉藩主の養嫡子となった人物です。当時の上杉藩は借財まみれの破綻財政状態にあったのですが、鷹山は藩財政の体質改革と積極的な産業振興で藩を救いました。
上杉家の英雄といえば謙信ですが、謙信は越後の人というイメージが強く、米沢ではむしろ鷹山が人気があったりします。鷹山は殿様でありながら、家来や領民に倹約を奨励するにあたり、自ら質素な生活をしたということもよく言われています。
もっとも、子供時代の自分はやっぱり上杉といえば謙信でしたね。経済改革の重要性などというのは大人になってわかることで、小さい頃は「倹約したから偉いなんてつまんないな」くらいに思ってました。バカですね(笑)。
  1. 2016/02/27(土) 03:31:10|
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藤原鎌足と馬庭念流

 以前、当ブログで、私の母方のご先祖様が、上杉藩家老の直江兼続の実弟(樋口秀兼)で、そのまたご先祖様が木曽義仲四天王の樋口兼光で、さらにそのご先祖様は中原氏という朝廷実務職だということを書きました。
 で、「真田丸」でちょっとまた歴史づいたので、いろいろ調べてみたところ・・・
 まず、樋口兼光子孫の樋口氏の別系統で、直江兼続とほぼ同世代の人物に、樋口定次という人物がいることがわかりました。この樋口家は剣豪の血筋で、代々、「念流」「神道流」という流派の剣術・兵法家だったそうなのですが、その17代の樋口定次は上野国馬庭(現在の群馬県高崎市)の住人で「馬庭念流」という剣槍術の始祖だということです。遠い縁戚ではありますが、小中と剣道部(ダメダメ補欠部員)だった身としてはちょっと嬉しいですね。
 そういえば、わが直系ご先祖様の上杉藩の樋口家も、江戸時代は代々、上杉藩の槍術師範の家系だったとのことなので、武術が得意な一族ということでしょうか。
 それと、直接の血縁ではないのですが、兼続が婿入りした直江家ですが、その家系を辿ると、なんと藤原氏の始祖の藤原鎌足の名が! 朝廷実務職どころか、なんと「大化の改新」!! 遥か遠い遠い遠い縁戚ですが、歴史ファンとしてはこれもなんとも興奮です(笑)
  1. 2016/02/23(火) 03:56:39|
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在リビア韓国大使館はなぜ狙われたか?

▽リビアで韓国大使館銃撃2人死亡 「イスラム国」犯行声明(日経)
 韓国大使館はなぜ狙われたのでしょうか?
 韓国をことさら狙う理由はないので、韓国だから狙われたということではないでしょう。
 可能性としては
▽他の国の大使館と間違えた
▽外国大使館ならどこでもよかった
▽異教徒の国の大使館ならどこでもよかった
 のどれかということではないかと思われます。
 いずれにせよ、テロの標的設定としては非常にアバウトなものです。イスラム過激派などその程度のノリで動くことがしばしばあります。要するに、田舎モノなわけですね。
 ではなぜ大使館を攻撃したのか?
 外国と戦争だ!とのノリではないかなと思いますね。とても緻密な計算に基づくものではないのではないかなと思うのですが、そのあたりはまた犯行声明の続報などを待ちたいと思います。
  1. 2015/04/12(日) 22:23:09|
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マレーシア・テロ未遂とこれから危ない場所

▽マレーシアでテロ計画容疑、17人逮捕 一部はIS参加
 予想どおりの展開です。
 現在発売中の『SAPIO』でも「これから危険な場所」という記事でコメントを採用していただきましたが、「イスラム圏」と「イスラム移民の多い欧米の主要都市」はどこでもテロの流行に晒されることになります。
 とくに可能性が高いのは、イスラム圏でも外国人(白人旅行者やビジネスマン)の多いところです。すなわち、各国の首都、商業都市、空港、観光地などです。エジプトのカイロ、ルクソール、紅海のリゾート、あるいはモロッコのタンジェールやマラケシュ、トルコのイスタンブール、さらにはインド・インドネシア・マレーシアの大都市・観光地などですね。フィリピン南部のリゾートも可能性はありますが、あちらのイスラム武装勢力はテロというより営利目的誘拐ということでしょう。

 ただ、世界各地でテロが頻発はしますが、それぞれの場所自体では集中するわけではないので、渡航自粛などは過剰反応です。テロのあたる可能性は、現地で交通事故に遭う可能性よりずっと低いものです。
 警戒は各国の治安当局がするべきもので、一般の旅行者やビジネスマンは「通常の犯罪に対する警戒」と同レベルで構いません。過度の警戒は長続きせず、逆にゆり戻しの油断を引き起こしやすいものです。

 日本は、とりあえずはテロの標的ではありません。
 イスラム国が日本にテロ宣告しましたが、あれは偶然に日本人人質を手に入れた流れで出てきた話で、イスラム過激派にとって日本人は標的のずっとずっと下位の存在にすぎません。イスラム過激派はイスラム社会、なかでも同じイスラム過激派の世界で評価されるようなジハード価値の高い標的を狙います。自ら死を覚悟して行なうテロに、わざわざ日本を狙ったりしません。彼らの世界で評価される標的は「アメリカ人」です。次いでイギリス人やフランス人などですね。そのあたりの区別がなかなかつかないので、ざっくりと「白人」を狙うという流れです。
 かつて自衛隊がイラクに派遣されていた頃、アルカイダが日本を標的リストに宣言したことがあるので、「日本もテロの標的に!」などと騒がれたことがありますが、自意識過剰な反応です。自衛隊が有志国の一員として参加していたので、リストの下位に加えられただけのことです。実際、日本は一度も「標的」とされていません。というより、日本はこれまで一度たりとも、イスラム過激派に狙われたことはありません。
 一度の例外は、「悪魔の詩」翻訳者殺害ですが、あれも「日本人だから狙った」ものではありません。
 ただし、先月のチュニジア事件のように、巻き込まれたことはあります。標的である「外国人」の中にいたからです。アルジェリアのプラント襲撃では、日本人は真っ先に殺害されていますが、それは「異教徒であること」が一目瞭然だったからです。
 つまり、日本人は日本人ということでテロの標的から除外はされないということです。しかし、わざわざ日本人を彼らは狙いません。善し悪しは別にして、日本の存在感はそんなものです。過剰反応は不要でしょう。
 まあ、どこにも変人はいますから、可能性は皆無とは断言しませんが、よほどの例外ということです。

 イスラム・テロは今後、世界中で頻発します。しかし、むやみに怖がるのではなく、脅威を正しく認識し、正しく警戒することが必要です。
  1. 2015/04/06(月) 22:22:40|
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ティクリート制圧「イスラム国」討伐の最大障壁はシーア派の無法行為

▽奪還後のティクリートで略奪横行、民兵や治安部隊員が関与か(CNNJ)
 ツイッターでかねて懸念を指摘してきたのですが、残念ながら現実になってしまったようです。
 イスラム国を放逐した後、ほっとけばシーア派の無法行為が必ず発生します。問題はまったく解決されません。
 いちばんの元凶はシーア派民兵で、彼らのバックにはイランがいますが、イランに彼らを抑えることは期待できません。
 残るはやはりアメリカしかありません。シーア派政権の正規軍にアメリカは協力しているわけですから、強く圧力をかける必要があります。
 おそらく同様の事態は今後も次々と発生します。「イスラム国」放逐後、どれだけ国際的な圧力がイラク政府にかけられるかが重要です。
  1. 2015/04/05(日) 14:12:09|
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アル・シャバブさらなる暴走へ

▽「ムスリムか」尋ね選別 ケニア・大学襲撃
 ソマリアのイスラム過激派「アル・シャバブ」が暴走しています。彼らもイスラム国のムーブメントに刺激を受けており、とくに隣国ケニアに侵入して今後も非道なテロを繰り返していくことが予想されます。
 ソマリアは私が取材した90年代から、山賊集団がケニアに侵入して犯罪を犯すことが頻発していました。山賊集団ですが、彼らはいずれかの部族民兵の末端でした。当時、ケニア東海岸にも行ったことがありますが、とにかくソマリア国境方面は危険だから気をつけろと言われました
 2000年代に入り、ケニアとの国境方面はアル・シャバブが勢力を確保します。彼らもしばしばケニアに侵入し、営利目的誘拐や商店襲撃などを繰り返していました。
 業を煮やしたケニアは2011年に国境エリアに侵攻して占領し、傀儡自治政権「アザニア」を作ります。また、同年、アフリカ連合の部隊が首都モガデシュに派遣され、アル・シャバブを放逐します。ケニア軍はさらにソマリア南部に入り、アル・シャバブを追い詰めます。
 その頃、アル・シャバブはアルカイダへの参加を表明しています。もともとアル・シャバブには紅海を挟んだイエメンなどからアルカイダ系のアラブ人義勇兵も参加していたと思われますが、要は9・11でいちやく名を轟かせたアルカイダに便乗しようとしたのでしょう。
 いずれにせよ、ソマリア南部を拠点つするアル・シャバブは、その後もケニアへの侵入を繰り返しますが、2012年、アフリカ連合の部隊はソマリア南部のアル・シャバブの本拠地キスマヨを攻撃し、アル・シャバブを放逐します。その後、アル・シャバブはしばらく劣勢となりますが、ソマリア南部にはまだ大きな勢力を持っています。
 そんなアル・シャバブが驚く事件を起こしたのは、2013年9月のこと。ケニアの首都ナイロビで商業モールを襲撃し、数十人を殺害したのです。ケニアに対する報復テロですね。
 今回のガリッサ大学襲撃は、明らかにイスラム国に影響されたテロでしょう。イスラム国に便乗したテロは今後も世界中で頻発するでしょうが、アル・シャバブの越境テロリストが侵入しているケニアもさらに警戒が必要です。
  1. 2015/04/05(日) 13:54:34|
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義経と鎌倉満福寺

 前回のエントリーで、源氏に縁のある母方のご先祖について書いてみました。
 母方は武家の家系だったので、ある程度系譜がわかるのですが、他方、父方のご先祖は普通の町人の家系なので、4代も遡ればよくわかりません。わかっているのは、祖祖父が宮大工だったということで、その仕事のひとつとして一族に伝わっているのが、鎌倉の満福寺の大規模改修に携わったという話でした。
 この満福寺は、平家打倒の後、兄・頼朝に会おうとした義経一行が、鎌倉入りを許されずに留め置かれた寺として有名です。鎌倉でも西の端の腰越というところにあります。
 祖祖父は単にその改修に参加しただけですが、なんとなく無理やり「源氏に縁がないわけでもないよね」ということで、日本史ファンとして何度か行ってみました。
満福寺1
 やはり義経を前面フィーチャーですね。

満福寺2
 尋ねてみたところ、やはり明治時代に大規模改修が行われていました。かなりの期間がかかったようです。大じっちゃん、ご苦労さまでした!!(笑)

満福寺3
 ついでにボケ防止!(苦笑)。
 皆様もぜひどうぞ!(笑) 江ノ電腰越駅から徒歩3分です。

 ちなみに、私は福島県の平という町で生まれ育ったので(平四小⇒平一中)、「平」という言葉には愛着がありますが、むろん平家とはなんの関係もありません(笑)。 
(追記)
 父方のご先祖のもともとの出身地ですが、うろ覚えで「岡山」だったと昔聞いたように思っていたのですが、親族からの話で、「和歌山」の聞き違いだったことがわかりました。和歌山でもともと寺社普請の関係だったらしいですが、そこはよくわかりません。
 恥ずかしながら、和歌山県にはまだ一度も行ったことありませぬ。熊野古道とか南紀白浜とか行ってみたいです(笑)
  1. 2015/02/26(木) 14:48:58|
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木曽義仲と樋口兼光

 SNSで教えていただいたのですが、2月24日は源義仲が征夷大将軍に任じられた日だそうです(異論もあるようですが)。
 個人的なことですが、私のご先祖は義仲の乳母子で家老の樋口兼光という武将らしいです。
 ので、別に今日とはあんまり関係ないのですが、最近イスラム国関係にちょっと疲れたので、このご先祖様のことについて少し書いてみます。

 まず、私の母方の先祖は、祖祖父が養子入りして途中で姓が変わっていますが、もともとは樋口家といって、米沢上杉藩で代々、槍術師範の家系でした。遡ると、安土桃山・江戸時代初期の樋口家当主の樋口秀兼にいきあたります。
 秀兼は幼名を与八といって、兄に与六、与七がいました。この与六が有名な戦国武将の直江兼続です。
 ちょっと前のNHK大河ドラマで「天地人」というのがありましたが、兼続を妻夫木聡さん、与七(大国実頼)を小泉孝太郎さんが演じています。わがご先祖の与八は歳が離れているので、ドラマには出てきませんでした。「天地人」では終盤、兄弟の父親の樋口兼豊(高嶋政伸さん)が年老いてから再婚して子供が生まれるシーンがありましたが、おそらくその子供がわがご先祖の秀兼でしょう。
 ので、「天地人」では、高嶋政伸さんの樋口兼豊が、直系のご先祖になります。こんな感じです。
兼豊

 ちなみに、准ご先祖様の直江兼続は、こんな感じ。
兼続天地人

 かっこいい! ちなみに兜の前立は「愛」の字です。
 ちなみに、人気コミック「花の慶次」の直江兼続はこんな感じ。
慶次・直江
 強そー!
 ちなみに、ホンモノに似てるかどうかは定かでありませんが、直江兼続の肖像画はこちらです。
兼続
 妻夫木さんには全然似てないですねえ・・・(苦笑)

 さて、直系ご先祖の樋口兼豊(高嶋政伸さん)ですが、彼は後に息子・直江兼続とともに越後の大名・上杉景勝(上杉謙信の養子)の家臣になりますが、もともとは上田長尾家当主・長尾政景(景勝の実父)の家臣でした。
 樋口家は代々、新潟県小千谷市真人の北山集落の住人だっということです。こちらのサイト(http://www.ac.auone-net.jp/~takizawa/ojiya.html)によりますと、今でも北山集落の過半数は樋口姓とのことです。
 同サイトの受け売りですが、樋口家のご先祖は、もともと頼朝(義経)軍に敗れて散っていたところ、「永享の乱(1438年)のとき上杉憲実に従って越後に攻め入り、功があったので魚沼郡北山の宛行を受けた(小千谷市史)」ということだそうです。
 ちなみに、上杉憲実は関東管領なので、樋口氏は当時、室町幕府方の武士ということになります。家系図が残っているので、一族が途切れることはなかったのですが鎌倉幕府時代はおそらく重用されることはなく、長い期間燻っていたのではないかなと思われます。調べればわかるかもしれませんが、この鎌倉~室町初期の期間はちょっとよく知りません。
 で、その頼朝(義経)軍に敗れたご先祖というのが、冒頭で前述した樋口兼光というわけです。

 樋口兼光は平安時代末期の木曽地方の豪族・中原兼遠の息子で、正姓は中原兼光といいます。
 中原兼遠は源義賢が滅ぼされた際に、その遺児・駒王丸を匿い、実子・兼光と兄弟同然に育てました。この駒王丸が後の源義仲(木曽義仲)で、兼光も成人後は義仲の家老にして、義仲四天王の筆頭と呼ばれる武将となります。
 ちなみに、だいぶ前のNHK大河ドラマ「義経」(義経役は滝沢秀明さん)では、この義仲軍の盛衰も描かれています。わがご先祖・兼光を堤大二郎さんが演じています。
 堤大二郎版兼光の写真が見つからなかったので、こちらが肖像画。
兼光画
 うーん、微妙・・・(苦笑)。
 ちなみに、「義経」では義仲を小沢征悦さん、その愛妾の女武者・巴御前を小池栄子さんが演じています。巴御前は兼光の妹なので、准ご先祖様に相当します。
 この小池栄子版の巴御前は私も覚えてます。なかなかカッコよかったのですが、画像が見つかりません。
 で、肖像画は以下。
巴御前画
(追記)
 検索したら小池栄子版・巴御前のキャプチャー画像をブログにアップされていた方がいらっしゃいました。
巴御前写真
(目力が強い小池さんは女武者役にぴったりですね。小池さんは「マッサン」でも味のある演技が光ってますけど、余談ですが、彼女の”訛り”を聞くと、だいぶ前のドラマ「歌姫」を思い出します。あれはホントにいい物語でした)

 ところで、さらにご先祖を遡ると、前述したように、樋口兼光はもともと中原氏。兼光の父・中原兼遠のそのまた父の中原兼経は朝廷の下級職である正六位下・右馬少允というポジションにあったそうです。
 で、さらに遡ると、中原以忠という人物にあたります。この人物は、もとは十市以忠といって、実兄の中原有象(十市有象)とともに970年頃にはじまった中原氏の元祖となります。中原氏は代々、朝廷の実務職といったポジションですね。
 ただし、ご先祖話も、このあたりまで来ると、どこまで事実かわかりません。
 中原氏のご先祖である十市氏を遡ると、その源流は磯城津彦命(しきつひこのみこと)という人物にあたるといわれていますが、ホントかなあ??? 磯城津彦命は第3代天皇・安寧天皇の皇子だそうですが、この安寧天皇は、実在が不明ないわゆる「欠史八代」のひとりでもあります。
 ちなみに、そこから遡ると初代の神武天皇から天照大神まで辿れてしまうわけですが、そこはもう神話の世界ですね。まあ、自分のご先祖が神話の世界に登場するかもしれないと思うと日本史ファンとしては夢があって楽しいですが・・・(笑)。

 ということで、地域でいえば、わがご先祖は奈良?⇒京都⇒木曽⇒京都⇒?⇒関東のどこか?⇒越後(小千谷⇒上越)⇒会津(上杉藩が一時期所領)⇒米沢と流転した模様。
  1. 2015/02/24(火) 18:51:10|
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イスラム国が日本人人質に2億ドル要求

 72時間以内に2億ドルを支払えとのビデオ声明が出ました。昨年拘束されていた湯川氏と、ジャーナリストの後藤氏ではないかとみられています。
 これまでのパターンでいえば、交渉しない英米国籍の人質はそのまま殺害されていますが、他の国の人間であれば、スパイ容疑でなければ、身代金を支払えば解放されています。
 たしかに身代金は高額で、非公表ですがどうも1人あたり100万ドル以上(だいたい1億円以上)とかいう金額になっているようです。ですが、今回は2億ドル。つまり236億円という途方もない金額です。
 人質解放交渉のセオリーでいえば、金額面での交渉というところでしょうが、いずれにせよたいへん厳しい状況です。

(追記)
 ロシア人の人質も殺害されていますね。なので、米英露は殺害、その他は身代金で解放です。
  1. 2015/01/20(火) 16:08:25|
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テロは短期的に流行する

今週火曜、TBS「ひるおび」スタジオに呼んでいただきたきました。
あと現在発売中の「FRIDAY」にコメントを採用していただきました。
あと、「週刊文春」にもコメント提供しましたが、採用していただいたかは未確認です。
あと、来週発売の「週刊現代」「FLASH」にもコメント提供しました。

ヨーロッパでテロ案件が続いています。こうしたものは短期的には流行する傾向があります。しばらくは警戒が必要でしょう。ただし、期間限定的なものですが
  1. 2015/01/17(土) 18:25:59|
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フランスのテロなど

 フランスのテロについて、「夕刊フジ」1月8日付と9日付にコメントを採用していただきました。
 この事件に関しては、いろいろ書きたいこともあるのですが、主にツイッターで呟いていますので、ご興味のある方はそちらをご笑覧いただければ幸いです。アカウント名は「BUNKUROI」です。

また、「FLASH」先週号でコメント採用していただきました。中国軍の関係です。
 あと、昨年分として。
 12月26日の「あさチャン」で音声コメントを提供しました(放送は未確認)
 同日、大阪の毎日放送(mbs)ラジオ「報道するラジオ」に出演しました。ユーチューブのリンクは以下です。
▽20141226 報道するラジオ「イスラム国の脅威~テロは近づいているのか?」
 21分半くらいから。ありがたいことに、30分弱くらいのかなり長めの時間をいただきました。途中、モスルの銀行でイスラム国が強奪した440億円について、とっさに計算がつかず、4億2500万ドルというべきところを、なぜか4億を言い忘れて2500万ドルて言っちゃってます。失礼しました。

 さて、拙著「イスラム国の正体」(ベスト新書)はまずまずの感じです。皆様ありがとうございます。
 ところで、イスラム国の関連書がとくに新書市場で今月は立て続けに出版されます。もっとも、このテーマは各筆者の理解・分析がまったく異なるので、読者は偶然どの本を手にとったかで、理解が全然違うものになりそうです。著者のひとりとして、拙著も含めてですが、1冊をそのまま妄信するのではなく、ぜひとも複数に目を通して読み比べていただきたいと希望します。
 ちなみに、拙著にあやかって(笑)タイトルをまんまパクったプライド皆無の便乗本も出るようです。喧嘩売ってるのね。上等じゃねーの(笑)
  1. 2015/01/12(月) 16:24:30|
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「俺のイスラム」の見取り図

 イスラムに興味のある方へ。
 さまざまな方がイスラムについて書いてますが、立場によって見方は全然違います。立場の違いによって、考え方は断絶していて、基本的にはかみ合いません。ので、誰かの主張に飛びつかず、なるべくさまざまな方の書くことを、どういう立場からの視点かふまえた上で読むことをお薦めします。

 こんな分類になります。

信者
  自分の意思で信者になった人
       思想的・宗教的に信者になった人
          すごく考えて信者になった人
          たいして考えないで信者になった人
       信者と結婚するなどして信者になった人
          心から信者になった人
          なんとなく信者になった人
          嫌々信者のなった人
          どっちでもいい人         
  生まれつき自動的信者
       すごく信者
       なんとなく信者
       嫌だけど信者
       どっちでもいい人

非信者
  宗教は信じてる人
    イスラムを宗教として理解・評価してる人
    イスラムは邪教だと思ってる人
      イスラムは邪教だと思ってるけど言わない人
      イスラムは邪教だと言っちゃう人
  宗教信じてない人
    イスラムを思想として理解・評価している人
    イスラムを社会システムとして理解・評価している人
    イスラムをまったく評価してない人
       どうでもいいと思ってる人
          そう言わない人
          そう言う人
       嫌いな人
          そう言わない人
          そう言う人                 
       評価はしないが、思想として関心がある人
       評価はしないが、社会システムとして関心がある人

 まあ他にもいろいろ立場はあると思いますが、とりあえず基本型はこんな感じでしょうか。

 告知&報告です。
 現在発売中の『第三次世界大戦は本当に起きるのか?』というムックに語り下し記事を採用していただいています。アマゾンは以下です。
▽第三次世界大戦は起きるのか?(綜合図書)
 全編語り下し集で、他にも中野剛志さん、小西克哉さん、加藤朗さん、伊勢﨑賢治さん、福島香織さん、高口康太さん、髙英起さん、廣瀬陽子さん、常岡浩介さん、渡邊啓貴さんら錚々たる面々が登場されています。

 本日発売の『週刊プレイボーイ』にコメント採用していただいました。テロ関連です。
 また、現在発売中の『週刊朝日』に寄稿しました。ワイド特集の中の「イスラム国」「プーチン」「習近平」です。
 また、現在発売中の『宝島』にも寄稿しました。ネットビジネスで注目される某米国人の証言に関しての感想です。

 今週月曜のTBS「あさチャン」でVTRコメント、「ひるおび」で文字コメントを採用していただきました。サイバー攻撃に関してです。また、同テーマで本日の「あさチャン」でもVTRコメントを採用していただきました。
 また、CIA文書流出の件で、本日のテレビ朝日「モーニングバード」に情報提供しました。文字コメント採用していただいたかもしれませんが、未確認です。
  1. 2014/12/24(水) 16:11:13|
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マン・ハロン・モニスは「イスラム国」支持者か?~「テロの連鎖」に警戒を

 シドニーのカフェ人質篭城事件。深夜・未明の突入は、犯人が単独犯なら定石どおり。かなり前から取材陣を遠ざけ、空撮も封鎖してましたから、それもセオリーどおりということでしょう。犠牲者が出たのは非常に残念ですが、もちろん治安当局はベストを尽くしたということでしょう。
 犯人の動機がいまひとつ不明です。イスラム過激派的な言動の人物だったのはその通りですが、ちょっと異常な経歴ぽいところもあり、現時点では確実なことは言えません。
 ただ、こうした状況になり、今後はイスラム過激派にしろ、便乗組の通り魔的犯行にしろ、イスラム国支持を打ち出したテロ犯罪がしばらく連鎖する可能性があります。
 といったことで、ヤフー・ニュースに寄稿しました。
▽シドニー篭城事件の犯人マン・ハロン・モニスは「イスラム国」支持者か?~「テロの連鎖」に警戒を!(Yahooニュース個人)
 拙著『イスラム国の正体』、店頭での売れ行きはわかりませんが、アマゾンはいい感じです。ありがとうございます。

  1. 2014/12/16(火) 09:40:34|
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中東情勢を書く機会は少ないけれども

「イスラム国の正体」が発売になりました。皆様よろしくお願いいたします。
(⇒アマゾン)
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 自分は商業ベースで出版業で仕事をしているわけですが、なかなか中東情勢の分野はかたちにする機会がありません。シリア情勢はライフワークのようなものですが、遠い国ですから、どうしてもあまり興味を持ってもらえません。しかたないですが。
 実はシリアに関しては、2年前に本の出版がいったんは決まったのですが、私的事情で中止したことがあります。なので、今回の出版は、自分としてはやっとここまでこぎつけたなという思いでおります。今回、初めてお声をかけていただいたKKベストセラーズ様にはほんとうに感謝です。
 先日、見本をいただき、ざっと目を通しましたところ、1カ所だけ誤記の見落としがありました。私戦予備罪についての部分で、「明治刑法」と書くべきところが「明治憲法」に。お詫びして訂正します。
  1. 2014/12/09(火) 11:02:08|
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『イスラム国の正体』内容紹介

 『週刊現代』先週号ですが、コメント採用していただいていました。
 また、現在発売中の『FRYDAY』でもコメントを採用していただきました。いずれも尖閣の関連です。

 ところで、本日、新著『イスラム国の正体』の見本が出来ました。まもなく発売になります。皆様よろしくお願いいたします。
▽『イスラム国の正体』(ベスト新書)(アマゾン)
 内容の紹介として、目次(小見出し)を抜粋します。

『イスラム国の正体』

▽プロローグ 内戦が生んだ自称国家
 なぜ「国」を自称するのか
 特徴は徹底した残虐性

▽第1章 殺しの軍団
 イスラム国の一斉蜂起
 破竹の快進撃の要因
 ティクリートの大量処刑
 斬首の画像を公開
 外国人の人質も斬首処刑
 外国人の人質23人の運命
 拉致された日本人
 危険なネット公開情報
 ヤジディ教徒の大虐殺
 救出作戦
 奴隷化される女性たち
 少年兵を強制徴兵
 少女戦士も斬首

▽第2章 イスラム国~その出自と成長
 ルーツはイラク戦争後のスンニ派過激派
 アルカイダとの微妙な関係
 イラク・アルカイダのテロ攻勢
 イラク・イスラム国の誕生
 スンニ派部族勢力との確執
 イラク・イスラム国の最高指導者
 米軍撤退の影響
 弾圧されるスンニ派
 躍進の契機はシリア内戦
 シリア内戦の背景
 ヌスラ戦線の正体
 イラクとシャームのイスラム国
 アルカイダから破門される
 「イラクとシャームのイスラム国」の台頭
 シリア北部・東部で広い支配地を確保

▽第3章 怒涛の進撃
 2014年1月のイラク西部蜂起
 シリア反体制派との戦い
 6月大攻勢
 銀行から多額の現金を奪取
 政府軍基地から大量の兵器を鹵獲
 「イスラム国」樹立宣言
 モスルダムの攻防

▽第4章 オバマVSイスラム国
 オバマ大統領が決断したイラク空爆
 イラクを不安定化させた米軍撤退
 イラク戦争が諸悪の根源とはいいきれない
 オバマ大統領がシリア内戦を放置した理由
 化学兵器使用にも無策だったアメリカ
 遅れた軍事支援
 イスラム国の台頭に驚愕したオバマ大統領
 国際法的にグレーだったシリア空爆
 アメリカの介入を恐れるアサド政権
 国際社会は概ね空爆に肯定的
 アメリカは自分たちのために対外政策を決める
 米大統領がまず考慮するのはリスク
 米国内にオバマ大統領の無策への批判も

▽第5章 イスラム国の知られざる実像
 組織の中核に旧フセイン政権軍人
 イスラム国の上級幹部たち
 収監時代の人脈
 ナンバー2はイラク担当副官か
 イスラム国の戦力
 イスラム国の兵器
 資金源の謎
 石油収入のために油田を制圧
 外国人義勇兵はどこから来たのか
 より過激さを増す外国人義勇兵

▽第6章 ネット戦略と海外ネットワーク
 ネットを活用してリクルート
 大量にアップされる残虐映像
 イスラム過激派のネット利用
 イスラム国のテロ呼びかけ
 国際テロの新たな震源地か
 アルカイダとのライバル関係
 世界のイスラム過激派とイスラム国
 義勇兵を志願した北海道大学生

▽第7章 イスラム国はなぜ残虐なのか
 外国人兵士の3つのパターン
 共同体意識が強い中東の社会
 後発の宗教ゆえの排他性
 イスラム法の法源となる「コーラン」「スンナ」
 多様なイスラムの「解釈」
 解釈の曖昧さが過激派を生み出す
 イスラム国はなぜ残虐なのか

▽第8章 イスラム国の今後
 スンニ派部族の大量処刑
 イスラム国、トルコ国境へ侵攻
 空爆の規模が小さい理由
 コバニの激戦
 今後のカギを握るトルコの動向
 イランとロシアの思惑
 サウジ、ヨルダン、イスラエル、そして日本
 イスラム国とイラク、シリアの今後
 長い戦いのはじまり

▽エピローグ 「遠い国」で今、起きていること
(了)
  1. 2014/12/05(金) 18:19:47|
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ヘーゲル更迭でシリア政策の今後は?

 まずは告知より。
 今年後半期はイスラム国の関連にかかりっきりだったのですが、来月上旬、KKベストセラーズ様より新書で出版します。
 アマゾンで予約がはじまりましたので、宜しくお願いいたします。
▽「イスラム国の正体」)(黒井文太郎 ベスト新書 12月9日)
 これまで著してきた新書系はどちらかというとデータ重視だったのですが、今回、日本では馴染みのない、わかりにくいテーマでしたので、なるべく「視点」の提示を心がけました。

 11月16日、テレビ朝日『報道ステーションSUNDAY』で音声コメントを採用していただきました。中国での航空機事故の関連です。
 また、本日発売の『週刊現代』でコメント提供しましたが、採用していただいたかどうかは未確認です。尖閣問題です。

 アメリカのヘーゲル国防長官が更迭されました。シリア、イスラム国に対する政策で、ホワイトハウスと確執があったようです。おそらくライス安全保障問題担当大統領補佐官との路線の違いでしょう。
 今後のアメリカの対応が変わる可能性がありますが、どうなるかはまだわかりません。
 ヘーゲル長官はシリアへの介入に前向きでしたので、彼を切ったということは、オバマ政権の基本政策「アサド政権打倒には極力関与しない。イスラム国は、自分たちの負担にならない程度に叩く」が続くかもしれません。
 ただ、人事よりも注目すべきは、アメリカの世論動向でしょう。オバマ大統領は、歴代大統領の誰よりも世論に忠実に見えます。それで支持率が下がっているというのも興味深い現象ですが。
 今後、介入がどれほど強化されるのか? イラクでは政府軍のテコ入れでしょう。地上部隊の実戦投入は大々的にはやらない気がします。
 シリアも、焦点は米軍地上部隊の投入ですが、なかなかそこまでは難しいですね。反政府軍支援は南部戦線ならいけると思うのですが、北部はどうでしょうか。軍事支援がイスラム派に流れるのはしかたない状況です。
 アサド政権打倒への戦略転換があればいいのですが、なかなか難しいでしょうね。アメリカ世論次第ではあると思うのですが・・・
  1. 2014/11/25(火) 11:37:49|
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「イスラム国」問題続くも、殺人規模はアサド軍が桁違い

 現在発売中の月刊誌『テーミス』でコメントを採用していただきました。北大生事件の件です。
 また、10月30日の『毎日新聞』でもコメントを採用していただきました。こちらも北大生事件の件です。

「イスラム国」の問題はまだま続いていますが、すでに日本のメディアでは消費されつつあるようにもみえます。
 海外ではまだ大きく報じられていますね。ただし、それによって今度はアサド政権による民間人空爆強化の情報がスルーされているようです。
 ちなみに、シリア人権ネットワークの報告(http://sn4hr.org/blog/2014/11/01/1819/)によると、10月のシリア内戦の犠牲者総数は1987人。うち 1231人がアサド軍に殺害された民間人犠牲者、492人(以上)がアサド軍に殺害された反体制派戦闘員の戦死者とのこと。イスラム国による殺人も許せませんが、規模としてはアサド軍による殺人が桁違いです。

 ところで、10月29日配信の時事通信の電子情報誌『e-World』に、「米空爆の限界を最前線コバニに見る-対イスラム国掃討の難しさを象徴」という記事を寄稿しました。同誌は有料ですが、こちらになります (http://www.jiji.com/service/e-world/
 ちなみに、同誌今月号はイスラム国特集で、他にも保坂修司・日本エネルギー経済研究所中東研究センター副センター長インタビュー、池滝和秀・時事通信外信部記者の論考「空爆も友軍不在で戦闘長期化へ-ジハーディストが跋扈するシリアの相関図」、福田毅・国立国会図書館調査員の論考「渋々空爆を決断したオバマ大統領-イラク、シリアのイスラム国掃討を検証する」など、非常に示唆に富んだ記事がいくつもあります。
 なかでも福田氏の記事は、オバマ政権サイドの選択肢について的確に分析されており、たいへん参考になります。シリア国民サイドからみれば、オバマ大統領の選択は悲劇としか言いようがないですが、オバマ氏側にもそれなりの理由があるわけですね。また、池滝氏の記事では、アメリカと反体制派側の複雑な事情がよくわかります。

 また、前エントリーを下地にした記事を、ヤフーニュースに寄稿しました。
▽「イスラム教徒」が必ずしもみな信心深いとは限らない(ヤフーニュース個人・国際 10月29日)

 また、来週発売の『軍事研究』にも寄稿しました。まだ現物をみていないのでタイトルは知らないのですが、こちらから送稿した原稿のタイトルは「バグダッド西方とシリア北部に大攻勢~イスラム国はなぜ残虐なのか」です。こちらもよろしくお願いいたします。
  1. 2014/11/07(金) 19:41:28|
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「教徒」だからといって信心深いとは限らない

 北大生の事件の件で『週刊現代』先週号、シリア空爆の件で『週刊新潮』先々週号にコメントを採用していただきました。
 また、北大生の事件に関連した記事をJBpressに寄稿しました。
▽戦いたい!海外の戦場へ向かう日本人たちの系譜~元自衛官からイスラム国を目指した北大生まで(2014.10.17 JBPRESS)
 海外の戦場を目指した人は、これまでも何人もいました。事情は人それぞれです。
 今回の事件に関連して、こうした日本人兵士のことも話題になりましたが、個々の事情を知らずに十把一絡げに断罪する論調が散見されるのは残念なことだと思います。

 また、今回の件では、「イスラム」についてもさまざまな議論が出ているように感じます。というか、日本ではイスラムはほとんど浸透していないので、イスラムってどういうの?というところから必要に思います。
 ということで、現在発売中の『月刊宝島』に「イスラム国 8つの謎」という記事を寄稿しました。
 また、JBPRESSに下の記事を寄稿しました。
▽イスラム過激派はなぜ過激なのか?~「平和」な宗教がテロを生み出すメカニズム~オバマとイスラム国の戦争(その4)(2014.10.27 JBPRESS)
 この記事では、あくまで過激派の土壌というか社会的背景についての考察だったので、割愛しましたが、イスラムの曖昧さの他に、「イスラム教徒」の曖昧さという問題も、個人的な体験からは強く感じています。
 たとえば、イスラム教徒の中には、イスラム教徒であることにそれほど本音では強くこだわっていない人が、実は結構いるのではないかということです。
 イスラム教徒のほとんどは、自分で望んで信者になるわけではなく、社会的なポジションとして、生まれながらにイスラム教徒になります。その後、周囲の環境で信徒として社会生活を送りますが、それは多くの場合、惰性です。
 たとえば、私自身の体験でいえば、現地で仲良くなった人の家に泊めて貰ったとき、家族や友人たちの前では熱くイスラムの素晴らしさについて語っていた人が、深夜に家族が寝静まった後などに、「実はイスラム、俺あんまり好きじゃないんだよね」と告白するようなことが、何度もありました。筆者の体験に過ぎない小さなサンプルの話ではありますが、そうしたことは、実は何度もありました。
 これは私がそういう話を仕向けたから初めて出てきたことで、普通に会話していれば決して出てこない「本音」ですが、まあそういうことがよくあったわけです。
 私の感覚では、とくに若い人にそういう人が多く、年配になると急に敬虔な信者に変貌するパターンがよく見られるように思います。
 なので、本音ではそうしたこと、みな口に出しては言わないけれども、言わずもがなだったりもするので、イスラム社会の同調圧力にドライブがかかっている面もあるように思います。敬虔なモスレムであることをアピールするため、共同体の中でことさらそれを強調する。周囲の人にもそれを求める。そんな感じですね。
 禁忌の問題もそうです。じつはイスラム教徒で、隠れて飲酒している人など山ほどいます。人によるし、環境にもよりますが、人はそれほど禁欲的にはできていません。
 たとえば、こんな例がありました。
 パキスタンからモスクワ経由ロンドン行きのアエロフロートに搭乗したとき、乗客はほとんどイギリスに向かうパキスタン人労働者でした。席に着くと、隣のオジサンがさっそくいつものようにイスラムの素晴らしさについて滔々と語り出したわけです。
 ところが、飛行機が離陸した瞬間ですね、そのオジサン含めて乗客全員が立ち上がり、我先にと、CAにビールやワインを注文したのです。ホントに乗客ほとんど全員です。
また、これはお国柄ということもありますが、フィリピン南部のイスラム・ゲリラでは、モスクでお祈りした後に私服に着替えて町の酒場に直行、などという人も普通にいます。
 それと、これはイスラムの問題ばかりでなく、中東社会の問題という面もあるのですが、性の抑圧もそうですね。まあそれでもキリスト教徒の町ではそれほど抑圧的でもないことが多いので、イスラムのほうが顕著ではありますが。
 なので、イスラム教徒には、30代で童貞などという方が、普通にたくさんいらっしゃいます。これは馬鹿にしているのではなく、社会的環境の問題なので、可哀相だなと思うのですが、それで性に対する欲求不満がもの凄く強いわけです。なので、イスラム社会では痴漢がもの凄く多くいます。イスラム社会では家族の女性をあまり人前に出さなかったりといったこともあるのですが、それは男たち全員がエロい視線で見ることを知っているからということもあります。イスラムの戒律のせいにしていますが。
 話がちょっと脱線しますが、そんなわけで、イスラム社会では男色行為が普通に行われています。同性愛ではなく、性欲発散のためです。
 これはバックパッカースタイルの旅行経験者なら多くの方が経験してらっしゃるかもしれませんが、日本人の若者(男性)などは、普通にセクハラされます。また、やはり家に泊めて貰ったりすると、そこで誘われたりもします。外国人を積極的に家に誘うような人、ということではあるでしょう。でも、「そんな人ばかりじゃない」かどうかはわかりませんが、実際、普通に多くいます。(女性の場合はなおさらで、日本人に限りませんが、外国人女性は誰でもたいてい誘われます。まあ女性を誘うことはイスラム社会でなくとも世界中であることですが、イスラム社会はやはり男性陣のパワーが半端ない感じですね)
 私は同性愛者ではないですし、まあ図体も無駄にでかくて腕力もそこそこあるので、暴力的に襲撃されたことはありませんが、ひやひやしながら警戒して寝れなかったことも何度もあります。目の前で現地の若者同士がなされているのをずっと見させられたことも何度もあります。あ、べつに同性愛を差別するわけではありませんが。そういえば、ヨルダンでヒッチハイクしたトラック運転手もそうで、拒否したら砂漠のど真ん中で降ろされ、途方に暮れたこともありました。
 ともあれ、こうした社会で生きるということは、本音と建前を区別するのが当然ということであるわけです。
 イスラム社会では、イスラムの優位性を強調する人は非常に多くいます。結構過激で攻撃的なことを熱く語る人も、普通にたくさんいます。
 けれども、彼らがだからといって過激派かというと、そういうことではありません。イスラム過激派っぽいことを共同体の中では叫んでいても、ほとんど場合、口だけのタテマエであったりします。そういう曖昧さがイスラム社会というか、同調圧力の強い社会のひとつの特徴なのでしょう。昔の共産圏もそういう面ありましたし。
 ですが、どんな世界にもさまざまな人がいて、純粋に本音で過激思想になる人もいます。あるいは、自分で言っているうちにそうなってしまう人もいます。同調圧力に流され、群集心理でそうなるケースもあります。そこは人さまざまなですが、そういう中から、過激派に参画する人がちらほら出てきます。また、宗派対立が先鋭化すると、けっこう素早く戦闘集団が誕生したりもします。
 ただし、大多数の人は、現実優先で生きています。イスラム社会に過激な言説が流れていても、実際にはほとんどの人は、行動面ではホンネ重視でいきます。一時的には好戦的な「空気」が流行することもありますが、長続きはしません。
 こうしたことは、データで統計することは難しく、あくまで個人の体験による印象論ではあるのですが、中東経験者なら似たようなことは結構感じているのではないかなと思います。表面的なタテマエ会話しかしていないようではダメでしょうが。
 男性であちらに行かれる方には、ぜひ差し向かいで深夜にじっくり話をされることをお薦めします。エロ話から政治話へ、そこから宗教の話にもっていくと、昼間とは全然違う話が聞けるのではないかなと思います。 
  1. 2014/10/29(水) 12:05:57|
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テスト

PCからログインできないのでテスト
  1. 2014/10/28(火) 17:44:47|
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アメリカの都合で決まるシリア内戦の今後

 げげっ!本ブログがずっとお世話になってきたFC2に捜査の手が! エロの殿堂なんですね。中国とかからだと金盾でブロックされているようだと聞いたことはあったのですが。
 というのが最近のいちばんの驚きニュースでした(笑)

 ところで、北大生の件でまた注目されてきたイスラム国。
 JBPRESSに寄稿しました。
▽アメリカにとっての都合がシリア内戦の将来を決める~オバマとイスラム国の戦争(その3)(JBPRESS)
 反米論に対する批判を当ブログでもしばしば言及するのですが、リアル国際政治、とくに戦争分野では、外から反米を叫んでもあまり意味がないということ、アメリカの議会や世論の動向がもっともインパクトがあるということを指摘し、アメリカ側の論理と世論動向などを振り返ってみました。

 また、今回初めてお世話になったのですが、The PAGEにも寄稿しました。
▽米軍の「イスラム国」空爆作戦は効果あるのか
 こちらは字数が少なく、ですます調ということでもあるので、できるだけわかりやすく書きたいと心がけました。

 また、数日前に発売になった『軍事研究』今月号にも、「アメリカ『イスラム国』空爆開始」という記事を寄稿しました。同号では阿部拓磨さんの「イスラム国が仕掛けるツイッター・ボム」という記事もたいへん興味深いです。併せて御一読いただけたら嬉しいです。

 また、北大生の事件の件では、フジテレビの「ワイドナショー」でスタジオに呼んでいただきました。
 ユーチューブにアップされていましたので、ご紹介します。
▽ワイドナショー 2014年10月12日 [1/2]
 開始31分くらいから約5分間ですが。
 なお、この事件の関連では、ツイッターでもいろいろつぶやいてみました。アカウントは「BUNKUROI」です。

 ところで、今週金曜日(17日)公開の映画「誰よりも狙われた男」のチラシにコメントを採用していただきました。映画ファンとして嬉しいです。
 スパイ小説の大家、ジョン・ル・カレ原作で、名優フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった作品です。
EIGA4.jpg
 大御所に挟まれて「こいつ誰やねん!」感が・・・・・・(笑)
  1. 2014/10/14(火) 04:35:22|
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イスラム国を力でねじ伏せなければならない理由

 寄稿しました。
▽イスラム国を力でねじ伏せなければならない理由~オバマとイスラム国の戦争(その2)(JBpress)
内容に関しては賛否両論あると思います。自分としては、現実から離れた観念論や、あまりリアリティのない批判ではなく、より現実を、より現実的に見ておきたいとの希望があります。

 ところで、現在発売中の『激変!まさかの自衛隊』(週刊アサヒ芸能増刊に寄稿しました。(⇒アマゾン
 自衛隊の組織改編、新規導入兵器、ミサイル防衛強化、の3本です。
  1. 2014/10/06(月) 15:03:34|
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国際法的にグレーでも他に手段がなかったシリア空爆

JBPRESSに寄稿しました。
▽国際法的にグレーでも他に手段がなかったシリア空爆~オバマとイスラム国の戦争(その1)
  1. 2014/09/29(月) 02:31:27|
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「イスラム国」と「アサド政権」は打倒すべき

 ここのところ、「イスラム国」関連に没頭していて、ブログ更新を怠ってました。

 3週間前、「夕刊フジ」にコメント採用していただきました。イスラム国に参加する欧米のホームグロウン・テロリストの関連です。
 また、現在発売中の「軍事研究」に「最悪の世界同時紛争アナリシス」という記事を寄稿しました。イラク・シリア、パレスチナ、ウクライナ、リビアその他の紛争の動向を解説しています。
 あと、18日のTBS「ひるおび」で文字コメント採用していただきました。エボラ問題で米軍3000人が派遣されたことの解説です。ちなみに、同作戦を取り仕切るのは、ドイツに本部を置く米アフリカ軍で、リベリアに前線本部を設置します。部隊は衛生部隊が主力となりますが、その指導には先行して現地入りしているUSAMRIIDとCDCも参加することになります。

 イスラム国が大きなニュースになっていますが、要は「かつてないほど勢力を拡大した狂信者集団」です。なんとなく「現代社会に挑戦するカリフ国家」と注目されていますが、そんなに新しい性質の組織でもありません。
 たまたまシリアの内戦と、米軍撤退後のイラクでのシーア派政権の暴政に乗じて、勢力を拡大しました。指導部に旧イラク・バース党の軍人人脈が関与しており、たしかに戦略と戦術は成功していますが、テロ分析の観点からいえば、タイプとしてはペルーのセンデロ・ルミノソやアルジェリアの武装イスラム集団(GIA)のようなカルト的な組織といえます。昔からよくあるタイプですね。
 イスラム法(シャリーア)の適用を公言していますが、1000年以上前の社会風土での規範ですから、現代の人権意識とはかなり乖離があります。斬首行為がとくに問題になっていますが、従わない者、自分たちが異端者と見なす者は、躊躇なく殺戮します。つまりは徹底した教条的・排他的・暴力的組織というわけです。
 イラクでのヤジディ教徒への暴力が話題になりましたが(男性は処刑、女性は戦利品扱い)、シリアでも処刑や強制徴兵などが盛んに行われています。
 イラクに関しては、アメリカを中心にイスラム国討伐の動きがあります。イラクではシーア派政権軍やクルド部隊もありますし、外国軍が介入すれば、これ以上のイスラム国拡大はおそらく阻止されるでしょう。長期的にはイスラム国は徐々に追い詰められるはずです(完全に打倒するのは難しいでしょうが)。
 問題はシリアです。アメリカはシリアでの空爆も決定しましたが、それだけでどれほどイスラム国を撃退できるかは疑問です。イラクと違い、シリアでの軍事作戦には、現時点ではほとんど他の国からの参加表明がありません。現状では、かなり制限された限定的な介入ということになりそうです。
 それに、イラクでは強力な国軍やクルド軍がいますが、シリアではそうではありません。アサド政権軍はいますが、こっちは別に住民虐殺を続けており、イスラム国打倒で協力し合うことはないでしょう。
 アメリカは穏健派の反体制派への軍事支援を決定しましたが、それもまだまだ不充分です。アメリカの支援ルートは南部のヨルダン国境ルートがメインなので、軍事支援もメインは南部戦線(対アサド軍)の世俗派叛乱軍ということになり、イスラム国の強い東部・北部での反撃にはなかなか直結しづらい状況にあります。
 現在、イスラム国はシリア北部のクルド人エリアに進撃。多数の難民がトルコに避難する事態になっています。
 同地を取り仕切っていたクルド部隊は、地元のアラブ人との軋轢から、ときにアサド政権と手を組むなどし、アラブ人の反体制派から信用されていないのですが、一般のクルド住民に罪はありません。このままではイスラム国による大虐殺が懸念されます。
 なお、ここのところイスラム国の残虐性ばかり注目されていますが、実際にシリアの一般住民を理不尽に殺害し続けているのは、むしろアサド政権です。アサド政権の蛮行も忘れてはいけないです。
 いずれにせよ、紛争においてはさまざまな陣営にはそれぞれの論理があります。それでイスラム国の論理とか、アサド政権の論理とかを議論している向きがあります。無意味とは言いませんが、それよりもリアリズムの観点でいえば、どの陣営が何を言ってるかよりも、実際に何をやっているかに注目すべきでしょう。
 そのうえで、人々を救うには何が必要かを考えなければなりません。従わない者は殺戮するイスラム国も、民間人を虐殺し続けているアサド政権も、ともに打倒すべき対象となります。善悪の単純な感情論ではなく、人の安全保障の原則といえます。
  1. 2014/09/22(月) 11:47:25|
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シリア日本人拘束事件、中国サイバー部隊、未来の戦争・・・

 水曜日の『夕刊フジ』にコメント採用していただきました。
 また、現在発売中の『週刊新潮』にもコメントを採用していただきました。
 また、月、火、水曜日のTBS「ひるおび」でスタジオ呼んでいただきました。
 また、火曜日のテレビ朝日「モーニングバード」で文字コメントを採用していただきました。

 以上、いずれもシリアで日本人の方がイスラム過激派「イスラム国」に拘束された件です。厳しい状況だけに、発言には細心の注意をしなければならず、どれだけ「視点」を提示できたかわかりませんが・・・。
 それにしても今回の件は、SNS経由で第一報が飛び込んできてから、あっという間にネットで情報が飛び交いました。ご本人がご自身でネットにご自分のことを詳細に公表していたのに加え、イスラム国関連のサイトやSNSが公開で情報のやりとりをしていたからです。
 事件が事件だけに、マスコミ各社は情報の発信にやはり細心の注意を払っていましたが、結果的にネットとメディア報道の情報レベルに、圧倒的な格差が生じました。やはり時代が変わってきたのだなと実感しました。
 
 また、現在発売中の「SAPIO」にコメント採用していただきました。中国サイバー部隊の関連です。
 また、先週土曜日、ニコニコ生放送の討論会に参加させていただきました。
▽これからの「戦争」の話をしよう~最新軍事テクノロジーと未来の戦争(ニコニコ生放送・終戦特別企画)
  1. 2014/08/23(土) 14:55:18|
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プーチンは平気で嘘をつく

 7月26日、TBS「ニュースキャスター」にVTRコメント採用していただきました。ウクライナのマレーシア機撃墜の件です。
 ウクライナ関連では、「週刊朝日」今週号に「マレーシア機撃墜事件で窮地に陥ったプーチン」という記事を寄稿。さらに、「週刊新潮」先週号、「週刊現代」今週号でも、コメント採用していただきました。
 上記「週刊朝日」記事でも触れたのですが、マレーシア機撃墜事件の後も、ロシアの親ロシア派支援はますます強化されています。プーチンは同事件で親ロシア派と距離を置くのではないかとの見方が専門家筋でも当初は強かったのですが、プーチンはあくまで強気ですね。
 もちろんプーチンは「ロシアはウクライナに軍事介入なんかしていない」とのタテマエを崩しませんが、どこまでもそれで乗り切ろうということかもしれません。そのあたりの「タテマエ使い分け&強硬政策」ではプーチンにブレは見られません。
 この点に関して、英誌「エコノミスト」がなかなか辛辣な分析記事を掲載。JBPRESSが訳しています。
▽ロシアとMH17便と西側:嘘の網
 要するに、「プーチンは嘘つきだ」ということですが、リアルな状況判断が最重要なインテリジェンスの観点からは、この「嘘つき度」の判定は非常に重要になります。
 どの国家機関も、どの指導者も、すべての情報を正直に開示するわけではありませんが、欺瞞のレベルには大きな違いがあります。欺瞞に対するそれぞれの国の許容度に違いがあるわけで、たとえば民主国家ほど、国家機関や指導者が嘘をつくことには「リスク」という大きな壁があります。
 そういった意味では、たとえばオバマとプーチンの言葉を同等に信じるなどという行為は論外です。どちらにも欺瞞はあるだろうということを前提として、欺瞞のレベルの許容度には大きな差があるからです。
 メディアも同じで、たとえば政府の強い管理下にあるロシアのメディアと、西側主要国の国際的なメディアを同列に扱うのは論外です。
 むろんロシアのメディアでも、情報として有意なものはありますから、それを丹念に拾うことは重要ですが、欺瞞の存在には常に留意する必要があります。今回のマレーシア機撃墜事件などは、その典型例といっていいでしょう。
 もちろんだからといって、アメリカやイギリス発の情報がすべて正しいというわけではありません。政府も報道機関も、間違いはいくらでもあります。アメリカ政府機関とて、すべてお見通しというほど、世界情勢は単純なものではありません。
 たとえば、「アメリカの陰謀」で世界の動向をみるというのは、国際関係のビギナーがよく通る道ですが(私自身、学生時代にずいぶんのめりこんだことがあります)、たいていは根拠の希薄な過大評価です。
 また、「西側メディアは信用できない」という考えも、メディア情報を疑うこと自体は間違っていませんが、だからといって他の陣営のメディア情報を優先するというのは、少なくとも私の経験則から言うと、たいていの場合おかしなことになってしまいます。
 さまざまな情報源からの情報を取捨選択し、付き合わせるのが必須ですが、情報源の信用度もそこでは検討材料とすべきです。

 ところで、現在発売中の「月刊宝島」に記事3本を寄稿しています。いずれも中国との関係における自衛隊と米軍の話です。
 また、「週刊ポスト」今週号で、新保裕一さんの新刊「アンダーカバー」の紹介企画記事に、私のインタビューも採り上げていただいています。日本人IT長者、女性テレビ記者、イギリス人麻薬捜査官の3人を主人公にした小説です。

 ところで、「AERA」先々週号でコメント取材を受けたことを、前エントリーにて紹介しました。徴兵制に関することで、私としては全否定コメントをしました。なので、ボツかもしれないと予想していたのですが、採用されていました(現物を見ていないのですが、ネットに出ていました)。
▽「召集令状っぽいのがきた」 ネットで「徴兵制」への不安
 こちらは私の「徴兵制全否定コメント」も採り上げていただき、過大な煽りもなくまとめられていますが、それとは別に、日本のメディア報道では、この徴兵制とか、例のオスプレイの話とか、あるいは「集団的自衛権行使容認で日本は戦争出来る国に!」とかいった極論をしばしば散見します。べつに極論があってもいいとは思うのですが、日本の問題は、極論を主張するメディアの発信力がどうもバランス上、強すぎることだと思っています。
 その多くは誤解によるものなので、それを機会があれば是正したいというのは、私のような稼業の職務でもあるわけですが、なかなか苦戦しています。
 ただ、実際に接触する記者さんやディレクターさんには、いろいろ話をさせていただくなかで、理解していただくことも多々あります。少しでも誤解払拭のお手伝いができれば嬉しいのですが。

 最後に、当ブログのテーマとは直接あまり関係はないのですが、SNSで知ったこのインタビュー記事が、たいへん面白かったのでご紹介。賛否両論あるでしょうが、思わず笑っちゃうところもありました。
▽ネトウヨは、卒業することを知らない 湯浅誠×やまもといちろう リベラル対談(前編)(東洋経済オンライン)
  1. 2014/08/02(土) 07:55:42|
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オスプレイ、集団的自衛権、ウクライナ

 オスプレイが関東にも飛来し、ちょっと話題になっていたので、7月15日、ヤフーニュースに寄稿しました。
▽「なぜ『オスプレイは危険だ』との誤解が広がっているのか」
 ヤフーのぺージでみると、現時点でツイッターで2117件のリツイート、フェイスブックの「いいね」が5353件と、私としてはかなり大きな反響をいただきました。少しでも「誤解」払拭のお手伝いができたのなら嬉しいですね。
 オスプレイ関連では、他にも18日発売の「フライデー」でもコメントを採用していただきました。

 また、 7月6日、フジテレビ「ワイドナショー」に出演させていただきました。北朝鮮ミサイル問題がテーマでしたが、収録がちょうど集団的自衛権行使容認の閣議決定の日だったので、その話題も。
 コメンテーターであればいろいろ言いたいことがあるのですが、解説役なので、なかなか難しいですね。集団的自衛権と集団安全保障の違いとか、一国平和主義と世界の現状とか、視聴者の方にも考えていただきたいことはたくさんあるのですが・・・。
▽ワイドナショー&B面 2014.07.06 Part3/5 .

 その関連では、他にも15日にTBS「ひるおび」で音声コメント採用していただき、17日「ひるおび」にもコメント提供(こちらは採用されたかどうかは未確認)。また、「アサヒ芸能」先週号、「週刊朝日」22日発売号にもコメントを採用していただきました。「AERA」先週号にもコメント提供しましたが、採用されたかどうかは未確認です。

 また、18日には、ウクライナでマレーシア機撃墜事件が発生。当日、TBS「あさチャン」「ひるおび」「Nスタ」と、21日の「ひるおび」でスタジオ出演させていただきました。
 また、18日と19日の「夕刊フジ」にコメント採用したいただきました。
 また、20日のテレビ朝日「報道ステーションSUNDAY」でVTRコメント、23日の「ひるおび」でもコメントを採用していただきました
  1. 2014/07/23(水) 11:53:41|
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感情的対立でなく論理で議論したい安保

 昨日、明治大学国際日本学部で講義しました。東アジア論の講座だったのですが、東アジア以外のテーマとの要請でしたので、現在の国際紛争の最新潮流である「イスラム過激派」の動向を主題に、「ロシア・ファクター」の話を少し絡めて解説しました。
 また、これも先方様のご希望により、後半は学生さんたちも関心があるという集団的自衛権の話。
 学生さんに聞いてみたところ、賛成・反対・それ以外、とそれぞれいらっしゃいますね。
 集団的自衛権の問題は、たしかに話題になっていることを感じます。昨日も新宿駅を歩いていたら、後ろの若者がこの話を熱心にしていました。

 私自身はこの問題では過去に本を書いたこともありますし、もちろんそれなりの持論はありますが、こうした場で持論を押し付けるようなことは避けました。けれども、ちょっと思うことがあります。
 学生さんにもお話したのですが、この問題は原発問題に似ていて、国論がそれこそ2分され、感情的な反発が双方に多くみられる気がします。賛成の方も反対の方も、いずれも日本を滅ぼしたいわけではないのですから、持論が正義で反対論は悪だというような狭い捉え方をせず、現時点の持論を結論と限定せず、現実的視点で、そこから先を見て議論していただきたいなと感じます。
 反対派が賛成派を「軍国主義者」と罵ったり、逆に賛成派が反対派を「平和ボケ」と罵ったりしても、何も生まれません。
 安保関連の出版・言論の片隅にいる者としてこれまでも感じてきたことですが、左右の罵り合いにはあまり生産性はないように思います。自分たちだけを「愛国者」と呼んで、反対論者に「非国民」とレッテルを張ったり、逆に自分たちだけを「市民」と呼んで、反対論者を「ファシスト」とか「権力の犬」とか呼んだりするのはいがなものかと。そうした方々だけが愛国者とか市民とかいうわけではないですからね。
 私自身は、自分はリアリズムを基準に判断したいという希望があって、結果的に集団的自衛権容認ですが(本来は憲法改正容認で、解釈改憲は反対です)、かといってこれまで「平和ボケ」という言葉を使ったことはなかったと思います(たぶん)。 
 
 それともう1点。
 これは講座の先生から質問をいただいたのですが、今回の解釈変更で中国などが防衛政策を変更するなど考えられません。近隣国からの懸念の声などは政治的な問題であって、防衛政策とは無関係です。
 つまり、たとえば中国はこれまで、日本が集団的自衛権行使しないと言っているから、有事に自衛隊が出てこないだろうとの前提で自国の防衛政策を進めたりはしません。そんな政治的判断は有事にはどうなるかわかりっこないと思っていて、基本的には米軍+自衛隊を仮想敵として作戦計画を考えます。
 そもそも日本は「軍隊を持たない」と宣言しながら強力な自衛隊を保有している国家ですからね。中国が日本の「言葉」を信じるほど甘いとは考えられません。
 そういう観点は右とか左とか関係なく、リアリズム(政治学のリアリズムとは少々意味が違いますが)の考え方が重要だろうと考えています。
  1. 2014/07/06(日) 10:14:15|
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プロフィール

黒井文太郎

Author:黒井文太郎
 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。

 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。

 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。




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